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外国人記者が見た平成日本

著  者 ヤン
デンマン
定価(税8%) \1,836
( 本体価格 \1,700 )
判  型 四六判並製
刊 行 年 2018.09.15
ISBNコード 978-4-584-13887-8

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「ゆるい不幸」のニッポンを笑え、ニッポンを救え! (呉智英)

『週刊新潮』長期連載の名物人気コラム「東京情報」の中から評論家・呉智英氏が珠玉の80本を厳選! 現代日本文化論の金字塔が誕生!

(「まえがき———呉智英」より抜粋)

本書は『週刊新潮』に連載されたヤン・デンマン「東京情報」の最新五年分からセレクトして一冊にまとめたものである。
「東京情報」は『週刊新潮』に一九六〇年年末から連載が始まり、間に一時的中断をはさんで二〇一八年四月に終了した人気コラムである。筆者のヤン・デンマンは青い目の通信社記者というふれこみながら、その通信社の所在がはっきりせず、また五十八年の長きに亘って連載を続けたのであれば、現在九十歳を超える高齢者ということになり、とても記事にあるような取材活動は不可能だろう。『週刊新潮』では詳細を明かしていないが、恐らく外国人ジャーナリスト、もしくは日本在住の外国人研究者の何人かが匿名で書き継いだものと推測できる。初期の頃には「新潮社の天皇」とも恐れられた切れ者編集長斎藤十一の変名ではないかと噂された。
こうした執筆者探しの興味もあり、五十八年間も読者を惹きつける名物コラムになってきた。(中略)特に本書収録作の連載された五年間ほどは、視点も切り口も現代的になり、面白さが増した感もあった。
(中略)
本書を編集するにあたって、ヤン・デンマンの関心が日本の伝統文化に向けられていることを再認識した。歌舞伎、落語、相撲、そして日本料理である。その上で、政治やマスコミの論調への批判もしばしば行なう。いずれも、その中にいる日本人には気づきにくい観点が提示されている。外国人であるからこそ日本語を学ぶ中でその面白さを知ったのだろうか、言葉についての知見も興味深いものがあった。辞書編集者への取材記事のオチなど、言葉に憑かれた人間の悲喜劇が感じられ、これは洋の東西を問わないのだと思われた。
本書の構成は、編集部と協議して全6章とした。それぞれ主題ごとにまとめてあるが、必ずしも厳密なものではなく、どれから読んでも面白い。連載当初の一九六〇年代とは別の意味で時代は混迷を極めている。我々がいまどのような奇妙な時代にいるのか、くすりと笑い、どきりと驚く中で、小さな光明を見つけていただきたい。
S・P・I通信元特派員。国籍、年齢等は非公開。
『週刊新潮』の名物コラム「東京情報」を長期にわたり執筆。
その多面的かつ冷静な筆致には、世界中にファンがいる。


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