NHK「内部通報制度を徹底」中居騒動受けての会見で
NHKは22日、定例会見を行い、タレント中居正広(52)の女性トラブルに関する報道などにつき、稲葉延雄会長が局内の実態調査の予定などについて言及した。
「NHKではハラスメント関係の通報制度が確立している。通報した方、被害者の方々の人権が守られているか、強く認識している。強く運用していく。内部通報的な声は一切ない。報道で言われているようなものはないと認識している。調査については通報制度が努めてきている。通報制度も利用して、変化がないか管理している。そういう中でそういう相談はない。現時点ではない」とコメントした。
なお中居を巡っては同日、テレビ朝日も声明を発表しキー局各社の対応がでそろった。
中居に関しては昨年12月末、フジテレビの女子アナとの間に起きたトラブルを高額な示談金で解決していたことが発覚。
大騒動となり、各局がレギュラー番組の休止、差し替えを発表している。
テレビ朝日も22日発表した声明の中で、「一連の報道を受けて年明けから、出演者やその関係者と社員との関係性に問題がないか、その実態を把握するための第一次調査(対面ヒアリング)を制作現場やアナウンス部を中心に行い、終了しました。その結果、食事会等での不適切な行為の報告はありませんでした」と結果を明かした。
その上で「事態の推移を見て、今後もこのような調査を継続的に行い、問題が把握された場合には適切に対処してまいります」とコメントしている。
文:BEST T!MES編集部