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TBS「サンジャポ」ホリエモンの発言を訂正&謝罪!〝オールドメディア〟と馬鹿にされても仕方ないテレビ局の今

堀江貴文

 

 TBSの情報番組「サンデー・ジャポン」(毎週日曜午前9時54分)が2日放送され、一部出演者の発言を訂正するシーンがあった。

 元タレント中居正広さん(52)が芸能界引退への引き金となったフジテレビ問題&「週刊文春」電子版が女性トラブル報道の一部内容を訂正したことを特集。

 出席者の堀江貴文氏(52)は「いろんな人たち‥元フジテレビの長谷川豊さんの体験談を聞いている限り、ようは“ノリ”が存在する。なるほどなと思ったのは、フジテレビだけがアナウンス室が編成局の下にある。編成局員の先輩がいっぱいいるわけですよ。新人アナウンサーは一番の下っ端。先輩に言われたら逆らえないという社内の構造になっている」とフジテレビについて語った。

 その後、同番組のアシスタントを務めるTBS良原安美(よしはら・あみ)アナウンサー(29)が「ここで一つ訂正があります。先ほど、“フジテレビだけアナウンス室が編成局の下にある”という趣旨の発言がありましたが、フジテレビに限った話ではございません。お詫びして訂正いたします」と謝罪していた。

 確かに人間は間違う動物だ。しかし、中途半端に事情を知る人物が、見当はずれの認識を地上波で容易に振りまけるのが、現在のお粗末なメディア・テレビ局だということ。またそういう人物を有り難く起用しているTBSも、やっぱり〝オールドメディア〟と言われて馬鹿にされても致し方ないだろう。

 「フジテレビとばっちり問題」は対岸の火事ではないと戦々恐々のテレビ局だが、この騒動、春でもないのに真冬のテレビ界に奇怪な人物たちがわらわら出てきて叩き合っている。これをエンタメとして見るべきか否かは視聴者の見識にかかっている。

 

文:BEST T!MES編集部

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