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日本プロ野球選手会、オンラインカジノ問題で謝罪「大変遺憾」処分基準の統一化も要求

▲日本プロ野球選手会・森忠仁事務

 

 日本プロ野球選手会は13日、公式ホームページでオンラインカジノ問題についての報告した。  

 会員や球団関係者から利用者が判明したことについて、「大変遺憾であり、ファンの皆様や関係者の信頼を裏切りお騒がせしてしまったことについて深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 続けて対応について「当会としては、今回の事態を非常に重く受け止めており、NPBおよび各球団とともに、これまで以上に選手へのコンプライアンス研修等を通じた違法性の周知徹底を図り、再発防止に向けて全力で取り組んでまいります。加えて、関係機関とも連携し、実態調査や相談支援体制の整備、啓発活動を行うことで球界の信頼回復に努めてまいります。当会としては該当選手に対して球団から一定の処分がなされることについても否定するものではありません。当会としては、当初の報道以降、NPBおよび各球団に対して、統一的な処分基準の設定による12球団間の均衡性の確保、違法性の程度や社会情勢等を踏まえた処分の妥当性の確保を求めてまいりました。今後も適正な手続きにより公平な対応がなされるよう、NPBおよび各球団と協議を行ってまいります」とつづった。

「最後に、シーズン開幕を前にこのような話題で皆様をお騒がせしてしまったことを重ねて深くお詫び申し上げます。今後とも当会の活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いします」と締めくくった。  

 同問題を巡っては2月21日にオリックスが、山岡泰輔投手のオンラインカジノ利用と活動自粛を発表。

 その後、NPBが各球団に調査を指示し、山岡を含め計8球団15人の利用が判明した。しかしながら、NPBは調査で分かった新たな14人の詳細を公表せず、各球団に判断を委ねるとし、「山岡選手だけが実名を出され、可哀想だ」との批判が沸き起こっている。

文:BEST T!MES編集部

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