ダルトン提案のSBI北尾氏、フジテレビと「敵対なら勝負する」。株取得に動くか

SBIホールディングス(HD)の北尾吉孝会長兼社長は17日、都内で記者会見しフジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングスについて、新たな役員体制は不十分と批判。組織・事業改革の必要性を訴えた。また、「(フジ側が)敵対するなら勝負する」と述べ、5%程度の株取得もあり得るとの考えも示した。北尾氏は、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツがフジHDの株主総会で取締役候補として提案している12人のうちの一人だ。
ダルトンはフジHD株の7%超を保有しており、フジの経営陣刷新を狙っている。北尾氏は2005年に起こったフジとライブドアによるニッポン放送の経営権を巡る争いでは、フジ側を支援した過去がある。
文:BEST T!MES編集部