桂銀淑、18年ぶり日本公演が中止に。『すずめの涙』歌手に興行ビザ発給されず

「すずめの涙」や「夢おんな」などのヒットで知られる韓国出身の紅白歌手・桂銀淑(ケイ・ウンスク=63)が19日、今月26、27日に東京・新宿のヒルトン東京で開催を予定していたディナーショーを中止することが分かった。 同ディナーショーの公式X(旧ツイッター)が発表した。
「桂銀淑ディナーショー開催中止のお知らせ」のタイトルで報告。
「2025年4月26日(土)、27日(日)にヒルトン東京にて開催を予定しておりました『桂銀淑DINNER SHOW IN JAPAN 2025』は、諸般の事情により中止とさせていただくこととなりました」と説明しているが…。
桂は2007年に覚醒剤取締法違反(所持)の罪に問われ執行猶予付き判決を受け、08年に帰国。
韓国でも15年に覚醒剤を使用したとして、麻薬管理法違反の罪などに問われて実刑判決を受けた。
出所後は薬物とは縁を切り、老人福祉活動などに尽力をしながら音楽活動を再開。 昨年は「日韓歌王戦」で「すずめの涙」などを日本語で歌唱して健在ぶりを見せつけていたが、肝心要の興行ビザの発給が認められず18年ぶりとなる日本での歌唱が実現しなかったようだ。
チケット購入者の対応については、「すべて払い戻しに対応する」ことを併せて伝えた。 現在払い戻し期間等は調整中で、決まり次第発表するとしている。
文:BEST T!MES編集部