あっさり塩味の鯨水煮缶→いろんなアレンジ可能
極旨缶詰レシピ(24)
■料理がしたくなる缶詰
鯨の缶詰と聞いてまず思い浮かぶのは大和煮であります。甘じょっぱくて生姜が利いた味付けは、少々クセのある鯨肉にぴったり。白ごはんに合うし、お酒だってくいくい進む有能な味つけであります。
しかし「木の屋石巻水産」が出しているこの「鯨の水煮」は、塩だけで味付けしている斬新な鯨缶だ。寒天でとろみを加えてはあるが、ほかには生姜どころか香辛料すら使っていない。
そのまま食べると塩気も最低限で、ちょっと物足りないくらい。でも肉自体はとても柔らかく仕上げてある。実はこれ、料理素材として開発されたのだ。
はりはり鍋、カツ、オーロラソース和えなど、意外とバリエーションが多い鯨料理。何を作るか迷ってしまうが、今回は博士オリジナル「ねぎ鯨」を提案したい。刻んだ青ねぎ、揉み海苔、白ゴマを振りかけて砂糖醤油で味わうという極めて缶たんなもの。砂糖たっぷりの甘めが美味しいですぞ〜!
※RECIPE!!
①鯨肉を器に盛る。
②青ねぎ、揉み海苔、白ごま、砂糖醤油を掛ければ缶成!