長澤、綾瀬、沢尻にガッキー、石原さとみ…「女優大豊作時代」を振り返る。
2017年6月号で創刊20周年を迎える『STREET JACK』。そのバックナンバーを紐解きながら、当時の若者ファッションシーンを振り返ります。
移り変わりの激しいストリートのファッションシーンを
約20年に渡り追い続けてきた『ストリートジャック』。
約20年に渡り追い続けてきた『ストリートジャック』。
雑誌名こそ創刊当時から変わらないが、その中身は
時代の流れに合わせるように、大きく変化していった。
そんな過去のアーカイブスから、当時の時代背景や
ファッショントレンドが分かる“名物号”をピックアップ!
SJ CHRONICLE 1997-2016
【第4回】2005年6月号
DATA
発売日:2005年4月24日
表紙:若槻千夏
巻頭特集:全国春のスナップLIVE
ファッションの流行が数年単位で繰り返されると同じように、「男子が好きな女性芸能人」にも流行があり、大きく分けて「女優」「アイドル」「バラエティタレント&グラドル」の3ジャンルを数年置きに繰り返している。
創刊号から女性芸能人を表紙に起用し続けてきたストリートジャックを振り返ると、その変遷も辿ることができる。(以下、敬称略をお許しいただきたい)
創刊時の’97年は雛形あきこや鈴木紗理奈など「バラエティタレント&グラドル」が全盛期を迎え、やがて広末涼子をアイコンとして「女優」が台頭。その後、世紀をまたぐかたちで「モーニング娘。」や「鈴木あみ」のブレイクで「アイドル」の時代がやってくる。
そしてモー娘。ブームが落ち着いた’02年頃から、再び「バラエティタレント」が躍進、そのトップを走っていたのが、表紙を飾っている若槻千夏。抜群のタレント性に加え、その飾らない人柄で男女ともに好感度は高く、この号が発売された’05年にはまさに「全盛期」と言える活躍ぶりだった。
そして、彼女の全盛期と同時進行で、順番通りに「女優」の台頭が見られるのだが、これがまた空前の「女優」大豊作時代となるーーと、それは次のページで触れていきたいと思う。
う〜ん、このラインナップも懐かしいのひと言。