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水道橋博士 オリラジ・あっちゃんの“ザ正論”の危うさを指摘

Q10.芸人がニュース番組などでコメンテーターをすることについてどう思いますか?

■番組にはしっかり勉強してのぞむ、『婦人公論』は侮れない!

 

 やっぱり専門的な知識が必要な番組に、コメンテーターとして呼ばれた時は、勉強していきます。ネットだったり、人が読まないような雑誌を読んでいったり……。

 たとえば昨日のことでいうと『婦人公論』(注:中央公論新社が発行する婦人・女性向け雑誌)ですね。『婦人公論』の記事ってネットに掲載していないんです。だからネットで拾えないんです。でも、すごい大物がいっぱいインタビューに答えているんですよ。

 オレも以前『婦人公論』でインタビューしてもらって、それ以来、毎号送ってもらってるんですけど、こんな貴重なインタビューが乗っている雑誌は捨てられないなって。実は、昨日『婦人公論』が50冊くらい溜まっちゃってたんで、捨てようと思ったんですけど。

 でも、パラパラってめくったら、「これはネットでは補完できないな〜」って……。最近はオレに限らず、芸人がいっぱいコメンテーターとして出演するようになったでしょ。それもなるべくしてなったって感じですよ。 

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水道橋博士

すいどうばしはかせ

1962年岡山県生れ。ビートたけしに憧れ上京するも、進学した明治大学を4日で中退。弟子入り後、浅草フランス座での地獄の住み込み生活を経て、87年に玉袋筋太郎と漫才コンビ・浅草キッドを結成。90年のテレビ朝日『ザ・テレビ演芸』で10週連続勝ち抜き、92年テレビ東京『浅草橋ヤング洋品店』で人気を博す。幅広い見識と行動力は芸能界にとどまらず、守備範囲はスポーツ界・政界・財界にまで及ぶ。芸能人の中でいち早く始めたブログ、ツイッターなどでの情報発信も盛んに行っている。



公式ブログ「博士の悪童日記」:http://blog.livedoor.jp/s_hakase/



ツイッター:https://twitter.com/s_hakase


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