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中村憲剛 高校時代の恩師、そしてオシムからの金言

中村憲剛選手12月毎日更新 Q12 ここ最近で、指導者やチームメイトから言われて心に響いた言葉は?

川崎フロンターレの中村憲剛選手が、周囲の人物に言われて心に響いた言葉とは?

言葉の温度は相手に伝わる

 うーん……最近のことで言うと、これっていう言葉はなかなか思い出せないですね。何気ないひと言でも、自分を形成していく要素のひとつになっているとは思いますけど。

 そういえば(大島)僚太(川崎フロンターレ所属)がこの連載に登場したときに、自分が送ったLINEの言葉が響いたと話してくれたみたいですけど(※2017年4月23日「川崎フロンターレ・大島僚太が代表戦前に受け取った、中村憲剛からのLINE「嬉しかった」」)、自分自身は僚太がそう感じると思って送っていないですからね(笑)。

 ただ、ひとつ言えるのは、その人のことを本気で思って言っている言葉だということ。その温度って大切じゃないですか。適当に掛ける言葉って相手にも伝わってしまうもの。その人のことを本当に思って発している言葉かどうかは、相手にも伝わるものですから。

 
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中村 憲剛

なかむら けんご

プロサッカー選手。川崎フロンターレ所属(背番号14)。

1980年10月31日生まれ。東京都小平市出身。6歳のときに府ロクサッカークラブでサッカーを始め、小金井第二中学校、都立久留米高校、中央大学を経て、2003年に川崎フロンターレに加入。2016年、歴代最年長の36歳でJリーグアウォーズ最優秀選手賞を獲得。プロ15年目を迎えた2017年現在も、チームの中心選手として活躍中。


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