中村憲剛、現役引退について「考えていない。なぜなら今できているから」 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

中村憲剛、現役引退について「考えていない。なぜなら今できているから」

中村憲剛選手12月毎日更新 Q9 37歳を迎えましたが、現役引退についてどう考えていますか?

今年37歳を迎えた、中村憲剛選手。今季はチームの中心人物として川崎フロンターレのリーグ初優勝に貢献、昨季に続きJリーグベストイレブンに選ばれるなど、ベテランの域に入ってもなおその活躍は止まることを知りません。そんな中村選手は、自身の「現役引退」についてどのように考えているのでしょうか?

ゆくゆくは指導者になりたい

 正直、まだピンと来ていないですね。よくやってるなぁとは思いますけど(笑)。ただ、38歳、39歳、40歳、さらにそれ以上と、上には上がいますからね。自分なんて、まだまだたいしたことないです。
 密かに自分より年上の選手たちのことは気にしてますね。早くやめてくれないかなぁって(笑)。まだやるんですか、あなたたちは!って……もちろん冗談ですけど。

 朧気ながら、40歳くらいまでプレーできればいいなとは思っています。そこから先は正直、異常事態です!
 ちなみに、カズさんは別ですよ。カズさんはもはや「職業=三浦知良」ですから。Jリーガーというよりもレジェンドです。
 僕はゆくゆくは指導者になりたいと思っているので、あそこまで長く現役をやってしまうと、そのあとが大変でしょうね。ただ、だからといって早めに引退しようとは思いません。

 
次のページ未来に思いを馳せても仕方ない

KEYWORDS:

オススメ記事

中村 憲剛

なかむら けんご

プロサッカー選手。川崎フロンターレ所属(背番号14)。

1980年10月31日生まれ。東京都小平市出身。6歳のときに府ロクサッカークラブでサッカーを始め、小金井第二中学校、都立久留米高校、中央大学を経て、2003年に川崎フロンターレに加入。2016年、歴代最年長の36歳でJリーグアウォーズ最優秀選手賞を獲得。プロ15年目を迎えた2017年現在も、チームの中心選手として活躍中。


この著者の記事一覧