織田信成が語った「引退を決めた時からの夢」
織田信成さん2月毎日更新 Q28 これからの人生、どう歩んでいきたいですか?
フィギュアスケート界に恩返しをしたい
――昨年に30歳になられましたが、今後の人生にどんな展望をお持ちですか。
現役を引退してからの活動の中で、多くのことを学ばせてもらいました。プロスケーターになって、テレビに出演させていただき、関西大学のアイススケート部の監督もさせていただき、引退してようやく社会人として踏み出せた気がします。それもすべて、フィギュアスケートをやり続けて来たからこそだと思っています。今後は、プロとしてフィギュアスケートの魅力をより多くの方に知っていただけるよう頑張るのはもちろん、若手選手の育成などを通しても、フィギュアスケート界の発展に、少しでも貢献していきたいです。
――将来の夢はありますか?
引退を決めた時から、フィギュアスケートのコーチになるのが夢なんです。コーチとして、選手をオリンピックに連れてゆく。これが叶えられたら、素晴らしいことだなと思っています。そのためには、指導する立場の人間として、周囲の方達に認めてもらう必要があります。競技選手としては引退しましたが、コーチとしては駆け出しなので、さらに努力が必要ですね。
――まだまだ、やらなければいけないことが沢山ありますね。
そうですね。プロとして、指導者として、社会人として、そして父親として、むしろこれからの方が大変かもしれません(笑)。
不安なこともありますが、これだけは自信を持って言えます。僕は今、人生で一番充実した時間を生きています!
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2018年、平昌オリンピックの年に氷上のお殿様こと織田信成が、自身の、波乱万丈のスケーター時代など体験を交えながら、フィギュアスケートの魅力を皆さんにお伝えします。また、指導者であり解説者である厳しい視点は保ちつつ、初心者にこそわかりやすい、平昌オリンピックの見どころなどを解説。逆境でこそその強さと美を発揮してきた羽生結弦選手への思い、戦友・浅田真央さんへのメッセージ、松岡修造さんとの熱血対談も必読!