時代に左右されない「成長力」を身につけるには? |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

時代に左右されない「成長力」を身につけるには?

シリーズ:3年後に結果を出すための 最速成長⑦

AIやロボット、Iotなどのテクノロジーの進化や、それに伴い将来なくなると予想される職業なども騒がれて久しい昨今。あなたは10年後の世の中がどのようになっているか、時代の変化にあわせてどう動いておくべきか、考えてみたことはあるだろうか。そのヒントを、赤羽雄二氏の著書『3年後に結果を出すための最速成長』の内容を再編集しながらシリーズでお届けする。第7回のテーマは「成長力」です。

■「成長力」…成長し続ける習慣を身につける

 

 社会人になって結構経っているのに、これからまだ成長し続けようとするのは、かなり大変に思えるかも知れません。それでも成長を続ければ、自分ができなかったことが、だんだんできるようになる、見えていなかったものが見えるようになる、なぜだかよくわか らなかったのに「なるほど!」とわかるようになる。こうした感覚を得られるのは、とても楽しく、充実しています。

 自分には関係がない?

 そんなことはありません。誰でも、何歳でも、成長し続けることができます。頑張れば頑張るほど結果がついてくるという状況になります。では、どうすれば、そういった「成長力」を身につけることができるでしょうか。次の7点かと思います。

1. いつまでに何を達成する、という目標を明確に設定する。

2. 目標は高すぎると挫折しがちなので、思い切ってハードルを下げて設定し、容易に達成できるようにしつつ、何度も更新していく。

3. つらくならない、楽しくなる努力をする。

 結果を出すためには、ある程度の努力がどうしても必要になります。なるべく、つらくないものから始めるのがポイントです。 また、結果が出始めると楽しくなるので、なるべく結果が出やすいものを優先してく ださい。実際、つらいかどうかは考え方次第とも言えます。

 
次のページ自信を持つために。

KEYWORDS:

オススメ記事

赤羽 雄二

あかば ゆうじ

ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクター。東京大学工学部を1978年に卒業後、コマツで超大型ダンプトラックの設計・開発に携わる。1983年よりスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了後、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。マッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国LGグループの世界的な躍進を支えた。主な著書に『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』(ダイヤモンド社)、『頭が真っ白になりそうな時、さらりと切り返す話し方』(KKベストセラーズ)、『入社3年塾』(三笠書房)等がある。


この著者の記事一覧

RELATED BOOKS -関連書籍-

3年後に結果を出すための最速成長 (ベスト新書)
3年後に結果を出すための最速成長 (ベスト新書)
  • 赤羽 雄二
  • 2017.06.09