ノスタルジー!給食の人気者を使った「鯨のカレー焼き」 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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ノスタルジー!給食の人気者を使った「鯨のカレー焼き」

極旨缶詰レシピ⑦

■鯨のカレー焼き

 会話の話題に困ったとき、いつも助けてくれるのは給食ネタだ。「ところで給食の牛乳は瓶でした? それともテトラ?」。こんな問いに相手はほぼ確実に乗ってくる。同世代で盛り上がるのはもちろん、世代が違っても面白いものであります。
 僕は鯨が好きだった。1位はダントツで竜田揚げ。翌日には同じ竜田揚げを甘辛だれに浸けたものが出て、これが2位だった。今思えば、前日に仕込んだ食材の二次利用的なメニューだったが、それでも実にウマかった。
 そんな給食メニューを思い出しつつ作ったのが「鯨のカレー焼き」。たれを落とした鯨肉にカレー粉をまぶし、魚焼きグリルやオーブントースターで焼くだけでOK。大事なのは、ちょいといい鯨缶を使うこと。例えば木の屋石巻水産「鯨須の子大和煮」は、きれいに霜の入った須の子(アゴから腹部分)を使った垂涎缶だ。給食に出ていた鯨肉よりもずっと高級なのであります。

 

木の屋石巻水産 / 鯨須の子大和煮 税込み1,080円 

 

甘辛カレー味がノスタルジック

 

RECIPE!!

①たれを落とした鯨肉にカレー粉をまぶす
②熱々に余熱した魚焼きグリル(オーブントースター)で1〜2分焼けば缶成! 残ったたれは野菜を炒めるときに使おう

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黒川 勇人

くろかわ はやと

くろかわ・はやと/1966年福島県生まれ。日本缶詰協会公認の缶詰博士として様々なメディアで活躍中。世界50カ国・数千缶の缶詰を食している世界一の缶詰通。


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