<ユニバーサル・スタジオ・ジャパン>で時間の無駄を回避できる3つの時間短縮方法
―USJを効率的にまわれる裏ワザがある
USJを100倍楽しめる、今さら聞けない話③
今さら聞けない&こぼれ話 《時短編》
【スタンバイ時間を確認するにはスタジオ・インフォメーションで】
混雑状況が一目でわかるスタジオ・インフォメーションという電光掲示板がユニバには2つあります。それぞれの設置場所は、サンフランシスコ・エリアとジュラシック・パークの間とウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター入場整理券発券所のあたり。スタンバイ時間はもちろんのこと、ライドの運休情報や整理券が必要なものの配布状況など、文字情報が多い場合はスクロール表示されます。閉園間際になるとクルーからのメッセージが流れることも。
余談ですが、ユニバ開園当初は電光掲示板がなく手書きでアナログ対応していたとのこと。時代の流れを感じますよね。実は多くのアトラクションでスタンバイ時間を多めに表示していますので時間そのものより時間の変化に注目しましょう。
【ユニバのことなら何でも知ってるパークコンシュルジュを探そう!】
ユニバにいるクルーのつけている名札をみれば、ひと目で新人かベテランなのかを見分けることができます。特に新人クルーには「Hi」の文字が記されているのでわかりやすいです。名札には苗字が記載されていますが、ユニバーサル・ワンダーランドのクルーには名前がひらがなで記載されています。ところで、赤い制服を着たクルーを見かけたら積極的に声をかけてみてください。
なぜならば彼らは「パーク・コンシェルジュ」と呼ばれるユニバのすべてを知り尽くしたスペシャリストだから。難関なオーディションを突破しないとなれずクルーの100人に1人しかいないレアな存在なのです。そのためパークを巡回している人数も少なく、意識していないと見逃してしまうことも。
出会えるだけでも超ラッキーなんです。
【同伴者とはぐれたときにおススメの待ち合わせ場所は】
ユニバへ何度も訪れているリピーターでなければ、人込みのなかでの再会はハードル高いかもしれません。すべてのゲストは入場ゲートを利用するので来た道を戻るのがベターかもしれません。迷ったら近くのクルーに声をかけてみてください。おそらく、マップを観て確認するより早く解決策が見えてきます。
せっかくなので座って待ちたいというのであれば、ロッカー横か車イス/ベビーカーレンタルの横に備え付けのベンチがあるので、そちらを利用すると良いかもしれません。
入場ゲートに限らず、悪天候のときは雨風をしのげる屋根の下を合流ポイントとするよう心掛けてくださいね。ランドマークになりそうな場所には、セントラルパークにあるスタジオ・インフォメーション前やジョーズのフォトスポット前などがあります。
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USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)令和完全攻略法
著者 てらこ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下ユニバ)を攻略するということは、人生最大の謎解きゲームに挑戦するのと同じ。謎を解くにはカギ、ヒントが必要になりますが、本書は大いにその手助けになることでしょう! 攻略のカギ、裏ワザがところどころに隠されていますので、探してみてください。
本書の最大の特徴は多くが、英語、中国語のセミ「マルチリンガル」表記になっていること。海外の友人たちにも本書のマップを見せて、指差し案内できるような構成になっています。
またユニバには海外のお客さん以外にも、小さなお子さんから年配の方まで、幅広い層のゲストが訪れています。
わかりにくいことをスマホやタブレットで調べるのではなく、本書をパラパラっと開いて、必要な情報にたどり着けるよう、エリア、アトラクション、ショップ&レストラン、および大阪や周辺情報と、カテゴリー別にわけて詳細に掲載しています。
この詳しさと情報量は、公式のガイドブックでさえも「真っ青になる」かもしれません!
本書の唯一無比の自慢である「巻末のお役立ちマップ」は、資料やサイトを参考にしたのではなく、実際にユニバをまわって細かくチェックした集大成。
ゴミ箱や段差などは、たくさんありすぎて、正直、見づらいかもしれませんが、そういったところに敢えてこだわったのは、ゲストの目線から「必要と感じた」からです。
それ以外の「いまさら聞けない&こぼればなし」は主に、ユニバで働くクルーや元ユニバ関係者などから直接、話を聞いてまとめてみました。知人の紹介を通じて、先々のプロジェクトに関わる人脈にも巡り合えましたが、簡単には教えてくれません。クルーも知らない最新の情報をキャッチするということは、至難の業でした。
ユニバは常に進化をし続けています。ちょっと情報収集をサボっていると、ガラっと変化してしまっているのは日常茶飯事。裏を返せば、細かい変化にイチ早く気がつくことも楽しみの1つです。
初めてユニバに行く方にも、ちょっと「ユニバ通」を自認する方にもおすすめできる、この一冊。
この夏は、この夏こそは本書を片手に、ユニバめぐりで決まり!