「明智光秀AI」小和田哲夫先生が14自治体、LINEと共同開発
明智光秀AIって何? 誰が何のために開発したの?
■明智光秀AIとは?
最近よく聞くAIという単語。それに加えてやはり最近よく聞く明智光秀という名前。2つが融合した明智光秀AIが登場しました。
でも、まだまだそこまで有名ではありません。明智光秀AIって何? と思った方も多いでしょう。
簡単にいうと、AIによって明智光秀を蘇らせ、AI化された明智光秀とLINEを通じてトークできるというもの。
明智光秀AIとのトークによって、歴史背景や人物、舞台となったゆかりの地の観光情報、グッズ情報やイベント情報などを受け取ることもできます。
■明智光秀AIの4つの機能
機能① 明智光秀AIとトーク
ユーザーからのメッセージを明智光秀AIが理解し、自動で回答。明智光秀AIとコミュニケーションが図れます。
機能② 明智光秀ゆかりの名所を案内
明智光秀にゆかりのある名所を簡単に調べられます。聖地巡礼のおともにぜひ。
機能③ 各地のイベント情報を検索
岐阜県、滋賀県、京都府、福井県で開催されるイベント検索できます。
機能④ 明智光秀に関する謎解き
明智光秀AIから出されるクイズに答えることで、お勧めの観光地情報を取得できます。『麒麟がくる』の放送に合わせたクイズが出ます。
明智光秀AIを楽しみたい方は、以下よりQRコードまたは友達登録ボタンからアクセスしてください。
■明智光秀AIって誰が、何のために開発したの?
令和元年12月16日、『14自治体による「明智光秀AI」共同発表会』が開催されました。明智光秀にゆかりのある14の自治体によって設立された「明智光秀AI協議会」の共同発表会です。
明智光秀AIを共同開発し、共同運用しているのが、この「明智光秀AI協議会」です。
LINEを活用した「明智光秀AI」を提供することによって、ユーザーと自治体(または自治体間)の関係性を深め、新しい観光振興を展開していくのが目的です。
14自治体というのは京都府福知山市、京都府亀岡市、岐阜県可児市、滋賀県大津市、岐阜県岐阜市、京都府長岡京市、滋賀県、岐阜県恵那市、京都府南丹市、京都府京都市、滋賀県近江八幡市、岐阜県土岐市、京都府京丹後市、福井県(加盟順)です。
この発表会では各自治体の首長や関係者の挨拶の前に、明智光秀AIを監修した静岡大学名誉教授で戦国時代研究の第一人者・小和田哲男先生の短い講演がありました。
そのなかで小和田先生は「勝ち組ばかりがチヤホヤされる。負けた人たちも歴史をつくってきた。そういうい武将にスポットを当てたい」とおっしゃっています。
大河ドラマ『麒麟がくる』の時代考証もつとめる小和田先生の歴史研究に臨む姿勢と矜持が伝わってきました。
もちろん、14自治体の本気度も伝わってきました。
「明智光秀AI」──NHK大河ドラマ『麒麟がくる』を100倍楽しむための必携ツール。ぜひご利用ください。