懐石料理や生ビールが旅情を深める
関東甲信を走る観光列車
乗ること自体が旅行の目的になる観光列車。その魅力は、絶景を望む車窓から、贅を尽くした食事、快適さを追求した車内空間、古き良きレトロ列車など、各路線でさまざまだ。全国の観光列車をエリア別でご紹介する。
おいこっと
しなの鉄道 北しなの線・飯山線(長野~十日町)
車窓は千曲川(信濃川)沿いの里山、田畑など、心がほっとする日本の原風景が流れる。
ろくもん
しなの鉄道(軽井沢~長野)
木の温もりを感じる車内で、沿線の新鮮な食材を使用したコース料理や和食懐石を提供。
リゾートビューふるさと
篠ノ井線・大糸線(長野~南小谷)
120cmと間隔が広い座席でくつろぎながら雄大な北アルプスや豊かな自然を眺められる。
リゾートやまどり
吾妻線など(大宮~長野原草津口)→一例。ほかにもルートがいくつかある。
大きな窓とゆったりシートを設置して、自然豊かな群馬の山々を駆け抜けるリゾート列車。
SLもおか
真岡鐵道(下館~茂木)
1日1往復、蒸気機関車がのどかな田園風景を走る。「SLフェスタ」などイベントもある。
関鉄ビール列車
関東鉄道(取手~下妻)→一例
関東鉄道のイベント列車。車窓を楽しみながら生ビールが飲み放題で、おつまみ弁当も付く。
スカイツリートレイン
東武鉄道(浅草~太田・大宮・新栃木・鬼怒川温泉・東武日光)
日光・鬼怒川と浅草を結ぶ。天窓のような展望窓、前面展望スペースが旅気分を演出する。