【エプソムC】戸崎騎手へ乗り替わりのギベオンで万馬券を狙え!
今回の重賞予想は6月14日(日)に行われる【エプソムC 東京 芝1800m】を取り上げる。征木由基人氏の結論ははたして……?
■東京コースと相性の良いシャドウディーヴァの猛追に警戒!
厩舎、騎手の分析を中心としたバランス予想で、定職には就かずに馬券だけで生活している生粋のギャンブラー・征木由基人氏に、【エプソムC】的中に向けてのヒントをもらった。
連続していたGIシリーズも終わり、宝塚記念まで少々お休みとなるが、今週からは紆余曲折があって何とか開催にこぎつけた北海道シリーズ(函館競馬)がスタート。
競馬ファンの多くは馬の能力の高い順に馬券を買ってしまうが、馬が能力通りに走る可能性なんて50%もない。先週の安田記念を見てもわかるようにいくら能力値が高いアーモンドアイでも負けるのだ。
今週のメインレース、エプソムカップは15年エイシンヒカリ、16年ルージュバックが勝ったときのように、春シーズンでいまいち波に乗れなかった馬が勝つレースである一方、能力的にはGⅢを勝つことが限界であろう馬が、その見立て通りGⅢらしい競馬をして勝つ、という側面も持つレースとなっている。
今回のメンバーは、まさにそのような馬が集まったオールスター戦である。昨年の覇者レイエンダに、一昨年の覇者サトノアーサー。人気はわからないが、優先的に騎乗馬を選べる立場のルメール、レーンの両名が過去の優勝馬に乗っていることを考えると、在庫セールのようなメンバーになっていることは否めない。
今回注目したいのがギベオン。前走はハンデ頭の57・5キロ。決して4番人気13着は喜べるような成績ではないが、金鯱賞でサートゥルナーリアから0・4差の競馬をした次のレースだけに、馬だけでなく陣営の気持ちが入っていなかったのかもしれない。今回は自厩舎の岩田望来騎手から戸崎騎手への乗り替わり。怪我から復帰したばかりの戸崎騎手も、早い段階で重賞制覇を見せ復活をアピールしたいのは間違いないはずだ。
その戸崎騎手に協力したい気持ちが厩舎の陣営にないわけがない。中途半端な状態で出走してくることなんてあろうはずもなく、人気急落している今回はぜひ狙いたい。
もう一頭の注目馬がシャドウディーヴァ。今ではすっかり“第3のカタカナ”騎手になってしまったデムーロ騎手。とはいえ腕はまったく鈍っておらず、今年は特に狙い続けたい騎手の一人だ。同馬は典型的なサウスポーで内から伸びてくるタイプだけに、雨が止んでいつもの内伸び馬場になればズバッとハマっても不思議ではない。
<『競馬最強の法則』編集部による“最強”予想 >
◎③ギベオン
○⑫シャドウディーヴァ
▲⑬アイスストーム
△①ソーグリッタリング
△④サトノアーサー
△⑤ピースワンパラディ
【3連複ボックス】
① ③ ④ ⑤ ⑫ ⑬