ワークマン×狩猟!? 安くて多機能なハンティングモデル
【第33回】都内の美人営業マンが会社を辞めて茨城の奥地で狩女子になった件
■ハンティングモデルだけどアウトドア全般で使えます!
皆さんこんにちは! 茨城県でヨガのインストラクターの傍ら、新人農家&猟師をしているNozomiです。前回は家畜伝染病『豚熱』についてお伝えさせて頂きましたね。今回は猟師として活動している私が、ワークマンさんと共同開発させて頂いたワークマン2020年秋冬モデルの「AERO STRETCHブルゾン・パンツ(ハンティングオレンジ)」のこだわりポイントについてお伝えさせて頂きます。
そうそう、大事な事なので最初にお伝えさせて頂きますが、今回共同開発させて頂いたこのハンティングオレンジモデルですが、“ハンティング”という名前はついているものの「狩猟者(ハンター)専用」という訳ではないのです。
“狩猟”という過酷な世界でも通用する「多機能性」は必ず皆さんのアウトドアライフでも役に立つはず。キャンプ、釣り、登山…様々なアウトドア活動でも使って頂きたい……と思いを馳せて作りました。
だけれども、これから狩猟を始めたいと思って私の記事にたどり着いた、そこの貴方!まだ腰を据えられるかわからない挑戦に何万円もかけて衣服を揃えるには勇気がいりますよね。わかりますよ。ただでさえ狩猟を始める時には莫大なお金がかかります。趣味として狩猟を始めたい方ならまだしも、私のように害獣被害にあい、頭を抱え、どうにかコストをかけずに狩猟を始めたい、と考えている方ももちろん居るはずです。実際に私は猟師1年目から3年目まで猟期はワークマンの衣服で過ごしています。ワークマンはコスパ最高、機能性も十分! 狩猟でも十分に対応できるのです。約3年間みっちりワークマンを使い私が考えた“ハンティングオレンジ”モデルについて是非目を通してもらえれば幸いです。
私の拙い文章を通して、少しでも“狩猟”に興味のある方、すでに“狩猟”に携わっている方、そして何より“いのち”と向き合っている方のお役に立てれば幸いです。
さて、写真で私が着ているのが、Nozomiモデル AERO STRETCH ブルゾン・パンツ(ハンティングオレンジ)です。
ワークマン秋冬モデルでの圧倒的な人気のストレッチブルゾンに、ハンティング要素を加えました。伸縮率130%、防風、撥水、伸縮、軽量と多数の機能を揃えている上にコスパも最高の商品なので、これからの季節にオススメの商品です! この明るいオレンジは自然界にそう無い色になるので、狩猟で使う方は作業中の誤射防止になりますし、例えば、ハイキングなどで道に迷ってしまった貴方を誰かが見つける時の助けになります。
生地に130%の伸縮率があるので伸び伸び過ごすことができますし、作業などでしゃがんだりするときもパツパツしません。罠猟師である私は、地面にしゃがみこんで動物の足跡を探したり、罠を仕掛けたり、とにかく立ったりしゃがんだりが多いのでこの生地の伸縮率は過ごしやすく居心地が良いです。また、高撥水なので急な小雨にも対応しています!
ちなみに、「撥水」と防水」の違いですが、「撥水」は布地の表面に空気の層を作り表面張力を使って水を“はじき”ます。表面張力ではじいているだけなので水をゴシゴシ布地にこすりつけると浸水します。一方「防水」は布地の隙間を埋めて水の浸水を“ふせぎ”ます。布地自体に、浸水を防ぐ加工がしてあるので水をゴシゴシこすりつけても浸水しません。防水の服も撥水性の高い服もどちらも使っている私の個人の感想ですが、「防水」までいってしまうと日常で使うにはやはり蒸れますし、よほど雨が降っている中での作業でない限りは着ませんね。最近の撥水性の高い服は“高撥水”と言われるくらい水をはじく力が強いので小雨程度であれば十分対応できます。キャンプや軽いハイキングなどのアウトドアでも重宝できますね!
数年前は撥水機能が付いているものはお値段もそれなりでしたので、私が狩猟を始めた約3年前は撥水・防水機能のついていないジャンパーにこれでもかというほど防水スプレーを振りかけていました……(;´∀`)
それでも小雨が降った日にはびしょびしょになります。今となってはもはや、あの時が懐かしいです……。
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