義務教育の「義務」とは何への義務か(前編)
中学生の7人に1人が不登校
■学校に行きたくない理由トップ3
親に離婚歴がある者の比率は、不登校の生徒で39.4%。
以下、不登校二型で31.3%、教室外登校・部分登校・仮面登校Aで26.6%、仮面登校Bで15.6%となります。
親自身が不登校だった者の比率は、不登校の生徒で34.3%、不登校二型で24.1%、教室外登校・部分登校・仮面登校Aで19.6%、仮面登校Bで6.4%。
経済的事情がらみの項目より、全体として明らかに高い。
親が家庭をうまく築けなかったり、学校にたいして否定的な態度を取ったりすることのほうが、不登校の原因としては大きいのです。
さらに、学校に行きたくない理由トップ3は以下の通り。
不登校の生徒
1位・・・朝、起きられない
2位・・・疲れる
3位・・・学校に行こうとすると、体調が悪くなる
不登校二型の生徒
1位・・・疲れる
2位・・・朝、起きられない
3位・・・自分でもよく分からない
教室外登校・部分登校・仮面登校Aの生徒
1位・・・疲れる
2位・・・朝、起きられない
3位・・・授業がよく分からない・ついて行けない
仮面登校Bの生徒
1位・・・疲れる
2位・・・朝、起きられない
3位・・・学校に行く意味が分からない
この結果は何を示しているのか?