英・伊・米…国によってスーツスタイルには違いがある!
ディテールの名称から失敗しない選び方まで 「今さら人に聞けない!」スーツにまつわる一問一答 第1回
アメリカ=アメリカントラッド
どんな体型にもマッチする
ストレスフリーの着用感
多民族国家であるアメリカは、個人の体格差が大きいからか、ウエストのシェイプが甘く、ダーツも入らないボックスシルエットのスーツが基本となっている。肩も薄いパッド、もしくはパッドのないナチュラルショルダー。つまりアメリカのスーツは、どんな体型にも合う「着やすさ」を重視しているのだ。シューズも他の国よりボリューム感があり、履き心地が重視されている。だが最近はスリムスーツが主流なので、細身に仕上げられたモデルも多い。
Point
- 肩パッドの薄いナチュラルショルダー
- ウエストを絞らないボックスシルエット
- 段返り3つボタン仕様
- センターベント
- グッドイヤーウエルト製法でややボリューム感のある靴
(「Men's JOKER」より)