あの一発屋芸人の新境地。小島よしおが「絵本読み聞かせ」で書店をジャック!
「ぱちょ~ん!」で子供が笑顔に。
■「ぱちょ~ん!」
3月某日。
春休み中、子供づれで賑わうショッピングモールの一角に黒山の人だかりができていた。
「ぱちょ~ん!」
その中心から発せられる聞き覚えのある、甲高い声。
声の主は…芸人の小島よしおだ。
じつはこの日、自身初の絵本『ぱちょ~ん』刊行を記念した、絵本読み聞かせイベントが未来屋書店幕張新都心店でおこなわれていた。
『ぱちょ~ん』は「朝が元気になる」をコンセプトにした新感覚の絵本で、朝の行動をおもしろい擬音とともに紹介している(例:「ぱちょ~ん」は目を開く)。子どもの寝起きの悪さに頭を悩ませていた、世のママたちの悩みに答えた1冊だ。
読み聞かせイベントでは、絵本の内容を小島よしお自ら実演。あいまに「そんなの関係ねえ」などの鉄板ネタもはさみつつ、終始ハイテンションで子どもたちの心をガッチリ掴んでいた。
その後におこなわれた、絵本の購入者限定のサイン会も大盛況。読み聞かせの後、絵本を手に取りレジに向かう親御さんの姿も多く見られ、記者が取材した第1部だけでも、70冊程度売れたという。「定期的に子供向けのイベントを行っていますが、その中でも小島さんは人の集まりがすごい」とは書店担当者。
子供ひとりひとりと向き合い、会話をかわす丁寧な対応が印象的だった。
イベント終了後控室で小島よしおを直撃した。そのインタビュー記事もおって掲載予定。お楽しみに。