ブラマヨ吉田が現代日本をチクリ「弱者の味方を装って生き辛い世界を作る奴も多い」
『黒いマヨネーズ』はどんな想いで書いたか
■「献本しない」相方・小杉ですら自腹購入?
――本の告知に関連して、吉田さんは献本しないと聞いたんですが。
吉田「けんぽん」って言うんですか?
――はい。著者、出版社サイドから無償でお渡しする。まあ出版の世界での慣例ですよね。で吉田さんは献本をほどんどしなかったという話を聞いて。こんな方始めてだなと。
吉田 ああ、そうなんですか? たぶん僕は、それをすると相手に告知を求めてしまうんでしょう(笑)。逆に、本もらうことも多いんですけど、もらった時に「あ、これ読んで何かしらの感想を期待されてるな」っというのがちょっとイヤだったりもします。だから小杉にもあげてないですし、嫁にもあげてないんですよ。
――えぇ!
吉田 嫁、発売日に本屋で買いました。嫁がそれやったんで、もう小杉にもあげれなくなったなという。あ、本の中に出てくる後輩らには「やらなあかんのちゃうんか?」とは思いましたね。
――登場する人に贈るというのはセオリーではありますよね。
吉田 だから平松(えびす)とか橋本(烏龍パーク)とかにはお礼に本あげるかとも思ったんですけど。でもやっぱり(本を)あげないスタンスも取ってるし、俺の本に載ることだけでもアイツらにとってはプラスやろと思い込んで自分の中で折り合い付けてます(笑)。
つづく〈後編〉では本書の読みどころなどを聞いた。おばあちゃんとのマル秘エピソードも!