ブラマヨ吉田が最愛の祖母の衝撃エピソードを語る「性的なことかと…」
おばあちゃんからもらった優しさの正体
■「性的なことか?」
――本の最後の「クレジットカード」の回を読んでも思ったのですが、吉田さんの人間に対する優しいまなざしを感じました。人間ってどうしようもないけど、結局みんないい人なんじゃないかなって。
吉田 やっぱそれもばあちゃんですよね。子供の時のこんな思い出があるんです。その日ばあちゃんの横で寝てたんですけど、夜中パッと目が覚めた。そしたらばあちゃんが僕のマウントとって、まあ何て言うか、襲うかのような状態でいて。子供ながらに「性的なことか?」「欲求を、俺に?」とか一瞬思ったんです(笑)。そしたら、ばあちゃんの後ろの電球がめっちゃくちゃ揺れてたんですよ。地震だったんです。僕の上に乗って、落ちてきても僕に当たらへんようにしてくれたんです。
――ああ!安心しました(笑)。ただ吉田さんを守ってたんですね。身をていして。
吉田 僕は寝てて、僕に優しいことしたとしても、僕が気付けへん可能性のほうが高い時に、ちゃんとこうやって上に乗って守ってるやんって。最初性的な想像をしてしまった自分がいたんですけど、やっぱそこ守ってくれてたっていう。そういう人の優しさをばあちゃんから学んでるんで。