夏休み真っ只中!! ディズニーで並び方次第でアトラクションに早く乗る方法<br />―時短が可能なアトラクションと効率的な動き方― |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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夏休み真っ只中!! ディズニーで並び方次第でアトラクションに早く乗る方法
―時短が可能なアトラクションと効率的な動き方―

夏休み真っ只中!ディズニーの達人・みっこさんが教えてくれた、混雑回避のためのマル秘テク

いよいよ夏休みに突入!! 夢の国・ディズニーランドに出かける人も多いはず。ただ混雑が予想されること必至な時期。そこでディズニーの達人・みっこさんに聞いた混雑回避テクニック本『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』の内容から紹介!

 

■待ち時間を劇的に短くする  

 年間を通じて多くのゲストが集まるディズニーリゾート。人気アトラクションは混雑日には2、3時間を超える待ち時間になる事も……。ここでは効率良く遊ぶテクニックをご紹介します。ひとつひとつは小さくても、積み重ねれば大きな時間短縮につながるはず。

■並び方次第でアトラクションに早く乗れる

 一日を有意義に過ごすために、できるだけ効率的に乗り降りしたいアトラクション。基本的には、入口で並んでから出口を出るまで、どのゲストも同じ経路を通ります。
 しかし、アトラクションの中には、ゲストの動き方次第で移動距離や時間を短縮できるものもあります。ここでは、時短が可能な主要アトラクションと、効率的な動き方をご紹介します。 

 

☆スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー(ディズニーランド) 

 列に並び建物内を進んでいくと、最後の部屋(乗り場)で列が「右側」と「左側」に分かれます。どちらに進むかはゲストの任意で選べます。少しでも効率的に動きたいなら、この時は絶対「右側」に乗るのが正解。右側に「2・4・6」の搭乗口、左側に「1・3・5」の搭乗口があり、右側のほうが「降りるまでの移動距離が短い」からです。 「2・4・6」の搭乗口は、ライドを降りるとすぐに出口まで進める一方、「1・3・5」の搭乗口は、ぐるっと大回りして外に出るかたちになるのです。意外に長い距離なので、大きな差が出ます。 

 

☆ホーンテッドマンション(ディズニーランド) 

 スタンバイ列に並び建物に入ると、まず「暖炉と肖像画」がある部屋にゲストが集められます。その後、八角形の部屋に入ります。八角形の部屋への扉は最初の部屋の正面にある肖像画の「右側」と「左側」にひとつずつあります。
  最初の部屋に入った段階では、左右のどちらの扉が開くのかはわかりません。後方の扉が閉まり、正面中央の肖像画が変化し始めると、キャストが次に開く左右どちらかの扉の前に移動します。この時、無理のない範囲で次に開く扉のそばに移動してみてください。 
 そして、「左側」の部屋に入った時は、入ったところから体の向きはそのまま、「右側に向かって2 枚目の壁」が、「右側」の部屋に入った時は、入ったところから「左側に向かって2枚目の壁」が次の通路への出口となります。
  慣れないと、出口の位置がまったくわからないのですが、八角形の部屋の扉が閉まると、キャストが必ず次の通路へ続く扉の前に移動してきます。  ですので、キャストが停止したすぐ近くで待っていれば、グループの中では確実に先頭付近でライド乗り場へと進む事ができます。数十名のグループの中でのショートカットはなかなか有効です。 

 

☆モンスターズ・インク〝ライド&ゴーシーク!〟(ディズニーランド)

 建物の中を進みファストパスを渡すと、その先で、通路が左右2列に分かれている場所があります。  この時、左右の通路が両方開いていた場合は、「右側」のほうが早く進みます。この先の通路が右方向に直角に曲がるため、物理的に「右側の列のほうが並んでいる人数が少ない」ためです。  最近は、「右側」の列が閉鎖されている事も多いので、もし開いていたら利用してみてください。 

 

☆ニモ&フレンズ・シーライダー(ディズニーシー)

 2017年5月に「ストームライダー」に代わり新しくオープンしたこのアトラクション。「ストームライダー」の時と同様、中に入ると左右に1台ずつ、2台のライドがあり、好きなほうを選べる場合があります。  その場合は、「右側」がおすすめ。理由は、ライドを降りてから出口までの距離が短いからです。「左側」のライドに乗った場合、倍以上の距離を移動する事になります。小さな事ですが覚えておくと便利でしょう。

 

☆センター・オブ・ジ・アース(ディズニーシー) 

 ファストパス列でもスタンバイ列でも同様ですが、建物内をしばらく進むと地下に下りる設定のエレベーター「テラべーター」の乗り場に到着します。テラベーターの内部は細長く、奥行きがあり、ゲストはこれに乗って、アトラクションがあるフロアへと到着します。  細かいですが、このテラベーターに乗る時に「そのグループでできるだけ最後のほうに乗る」のがポイント。  乗る時も降りる時も同じ乗り口から出入りするため、グループの中で最後に乗ったゲストが降りる際の先頭になります。 

 

☆タワー・オブ・テラー(ディズニーシー) 

 このアトラクションでは並んでいたゲストの列が一時的に崩れる場面が2回あり、なるべく奥へ進むと同じグループの中では早くアトラクションに乗れます。
  建物の中を進み、ファストパスを渡す場所を過ぎた後、写真が並んでいる小部屋でキャストの説明を受けます。キャストがいる場所の奥に扉があるので、できるだけ扉に近い位置に行けるといいでしょう。 
 そしてその次に、蓄音機から流れる記者会見の音声を聞く部屋に入ります。ここでも同様に、部屋の奥にある「ドラゴンとハイタワー三世の絵が描かれた扉」の前に速やかに移動するのがポイントです。

KEYWORDS:

『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』
みっこ

 

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ディズニーの達人が教える混雑回避テクニック! 
ムダなく、賢く、パークの面白さを満喫する。

年間3000万人以上が訪れる日本を代表するテーマパーク、東京ディズニーリゾートで悩みの種となるのが「長い待ち時間」です。混雑期になると、人気のアトラクションは3時間待ち、レストランで食事をするために注文したり席を探したりするだけでも1時間待ち、さらにトイレにも長蛇の列……といった事が少なくありません。本書では、年間パスポートでディズニーランド・ディズニーシーの両パークに十数年・通算1000回以上訪れ、約4600のブログ記事を執筆してきた著者が、ディズニーを効率的に最大限楽しむテクニックを紹介。

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みっこ

年間パスポートで東京ディズニーリゾートに通うこと、十数年。細かな雑学等を紹介するブログを14年間書き続け、これまでに約4600のブログ記事を執筆。ディズニーホテルとオフィシャルホテルへの70回以上の宿泊経験も活かしながら、WEBライタ-としても活躍中。パークの細かな雑学やこだわりが大好物。性別年齢不詳の天邪鬼だが、実はフツーの社会人。WEBメディア「ウレぴあ総研」や個人メディア「TDRハック」にてライターとして記事を執筆するほか、女性誌やテレビ番組への取材協力などを行う。著書に『ディズニーに行く前に知っておくと得する66の知識』(文響社)、『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』『思わず話したくなる究極のディズニー』(KKベストセラーズ)がある。

ブログ「TDRな生活」

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