広いパークを効率的にまわるための6つのテクニック
―ディズニーシーを満喫する方法―
701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法
■広いパークを効率的にまわるための6つのテクニック
⒈ 目的を絞って計画をする
そもそも、パークは一日で全部を楽しめる設計にはなっていません。再度来園してもらうため、すべての経験ができなかったという余韻が残る仕組みになっている、と言っても過言ではありません。
そのため、スケジュールを詰め込みすぎると予定通り行かず不満が残ることも。
そうならないためにも、事前に同行者と計画を立てることが重要です。「必ずしたいこと」、「できればしたいこと」、「時間があればしたいこと」と優先順位をつけて決めておくと気持ちに余裕ができます。
⒉ 開園直後の時間を有効に使う
アトラクション重視派の場合、開園直後~2時間を有効活用するのが重要です。開園直後は、ゲストがパークに分散していません。特に、「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー」や「レイジングスピリッツ」など、奥地にあるアトラクションはかなり空いています。この時間にできるだけアトラクションに多く乗る、またはファストパスを取得するのが効率的です。
「おみやげを見る」「ワゴンフードを食べる」「風景を楽しむ」など、後でできることは後で行い、まずは混雑が予想されるアトラクションをクリアしていくことが大事です。
体力がある早めの時間帯に主要アトラクションに乗り、午後から夕方、夜にかけては、ゆっくりパークの雰囲気を楽しむ、というのがおすすめです。
⒊ 多くのゲストと逆の動きをする
海や山があり、直線的に動くのが難しいディズニーシー。そんな地理的条件が影響して、シーのアトラクションの待ち時間(スタンバイ)には、ある傾向があります。
ランドの場合は、どのアトラクションも同じペースで平均的に待ち時間が増えていきますが、シーの場合、圧倒的にまず「トイ・ストーリー・マニア!」の待ち時間が伸びます。
次いで隣にある「タワー・オブ・テラー」、続いて「センター・オブ・ジ・アース」、そして「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー」や「レイジングスピリッツ」……というように、パークの入口側から奥地に向かって待ち時間が伸びていくというわかりやすい特徴があります。
この傾向は、空いている日でも混んでいる日でも基本的にはほとんど変わりはありません。移動距離を考えると、確かに一番無駄のない、ベストな動きであると言えます。しかし、裏を返せば、その動きをするゲストが非常に多いということでもあり、言い換えれば「混雑の流れに乗ってしまう」動き方なのです。
そのため、この混雑の流れと「逆」の動き方をするのが大切。あくまで一例ですが、入園してすぐに「センター・オブ・ジ・アース」のファストパスを取得→一番奥の「インディ・ジョーンズR・アドベンチャー」または「レイジングスピリッツ」のスタンバイ列に並んで乗る、というプランは有効です。
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『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』
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