罠の種類や作り方。お手製罠でコスト削減!
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【Nozomi流くくり罠の作り方】
さて、たくさんの罠がある中で、わたしはくくり罠を選びました! やはりコストが安くてお手軽なのでビギナー向けです! しかし最初は既製品の罠を買うお金がない……という事で私は罠を自作しました! 自作で罠を作れば既製品のものよりも安く、そしてカスタムは自分次第! 自作罠は人によって本当にそれぞれ違います。ホームセンターで揃えた材料で誰でも簡単に作れる“Nozomi流くくり罠の作り方”をご紹介いたします! 詳しくはYouTube『#1【狩猟】ホームセンターの材料で低コストでできる自作くくり罠(縦&横対応)前編』と『#1【狩猟】ホームセンターの材料で低コストでできる自作くくり罠(縦&横対応)後編』を参考にして頂ければ幸いです。ちなみに私の自作罠は1個あたり約1700円で作ることができました! 知り合いの猟師さんで1個当たり1500円で作った、なんて方も居たのでカスタム次第ではもっと安くできるかも!?
※あくまでNozomiの作り方です。
1 道具・材料を揃えましょう。
ワイヤーカッターやジグソーは必需品ですね……!
2 塩ビ管VU125を約10㎝に切断していきます。
3 塩ビ管VP13を約20㎝に切断していきます。
4 塩ビ管VP20を約10㎝に切断していきます。
5 ワイヤーを約2m×2個に切断します。
6 塩ビ管VP13のキャップに穴をあけて・・・。
7 塩ビ管VP20のキャップを加工します。こうすることで縦横併用カスタマイズ!
8 ワイヤーをスリーブに通して……。(細かい作業イライラ!)
9 ⑧で通したスリーブを2か所固定!
10 締め付け防止金具(一つ穴スリーブ)も固定してくくり罠の“くくる部分”の完成!
11 もう一本のワイヤーに、どんどん分品を通していきましょう!
塩ビ管VP20のキャップ→塩ビ管VP20→バネ→塩ビ管VP13→塩ビ管VP20のキャップ→ストッパー→より戻し
※より戻しとは……ワイヤーとワイヤーを繋げる際に、ねじれてしまう事をふせぐ金具です。
12 より戻しを固定して罠の起動捕獲部分の完成です!
13 ⑫で固定したより戻しに2mほどのワイヤーを固定します。
14 ⑬の一番端っこを丸めてスリーブで固定しシャックルを付けます!
!!!完成!!!(ジャジャジャーン!!!)
※必ず動作確認をしましょう。
※ワイヤーを切るときはテープでまとめてから切るとワイヤーがバラバラにならなくてスムーズです。
【終わりに】
今回は罠の種類や作り方について掘り下げてお伝えさせて頂きました。罠ひとつとっても、種類はさまざま。師匠の罠と私の罠でも仕様はそれぞれ違います。私もどんどん改良を加えてカスタマイズしていこうと思います。是非、これから罠を購入したり、作製する方の参考になれば幸いです。
次回は私が初めて獲物を捕った日の事、そして命についてお伝えしていこうと思います。この連載を通して私の、私たちの想いが、少しでも誰かに繋がり、そして何かのお役に立てれば幸いです。