佐々木か?奥川か?プロ野球・今年のドラフトで獲るべき選手は誰だ?【広島・中日・ヤクルト編】
即戦力か将来性か…佐々木、奥川、森下はどこへ行く?今年の“勝ち組”ドラフトは、いったいどのチームか?
▼中日ドラゴンズ
◎石川昂弥(東邦)
〇佐藤直樹(JR西日本)
△立野和明(東海理化)
68勝73敗と負け越し、7年連続のBクラスとなった中日。失点544点はセ・リーグトップの数字だが、563得点はセ・リーグ5位。投手力、守備力に比べ、得点力不足が目立つシーズンだった。
投手陣では大野雄大が復活を果たし、最優秀防御率のタイトルを獲得。3年目の柳裕也も自身初の二桁勝利、規定投球回に到達するなどブレイク。しかし二人に続くのがロメロ、ロドリゲスの両外国人投手に、ベテランの山井大介となっており、先発ができる投手が望まれる。野手では今季ついに花開いた高橋周平や、大ブレイクの阿部寿樹、京田陽太など内野に若い選手が多い。対して外野は平田良介、大島洋平など主力は30代だ。
これらのことから、1位指名で推したいのが地元・東邦の石川だ。内野が充実している間に次世代の主砲候補を獲得し、じっくりと育てることで良いサイクルを生むだろう。根尾昂とともに数年後の竜を背負って立つ存在になる可能性を秘めるスラッガーといえる。
将来を見据えての石川に対し、次は即戦力外野手としてJR西日本の社会人No.1外野手・佐藤を獲得できれば、外野の層が厚くなる。高卒3年目とまだ若く、伸びしろもある存在だ。さらに、先発投手の強化として、こちらも地元・東海理化の立野を獲得できれば大きな戦力になるだろう。
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『野球ノートに書いた甲子園6』
高校野球ドットコム編集部
2013年にスタートした「野球ノートに書いた甲子園」。
今回は、その第6弾。
シリーズごとに反響を呼ぶ、高校球児たちに
秘められた感動のドラマを収録した一冊です。
甲子園を目指す高校球児。
彼らの努力は、グラウンドだけではない。
ノートに綴った言葉の数だけ
球児は強くなり、チームも強くなる
そこには仲間たちと甲子園を目指した汗と涙が存在しています。
野球に賭けた3年間の努力、チームメイトとの間に芽生えた友情、
指導者が感じた選手の成長、下級生たちへと引き継がれた思い・・・…。
「背中で見せろ! 誰よりも己がやってなんぼ!」
現役球児やOB、指導者など、ひとつひとつの言葉に
込められた球児たちの物語を紹介します。
【目次】
はじめに
Note1 龍谷大平安(京都) 目的意識、声出し…。個々の"考える力"を高めるノート
Note2 山梨学院(山梨) 親子で目指す日本一その夢を叶えるべくノートを描き続ける
Note3 盛岡大附属(岩手) 強打者と強豪の道は一日して成らず"試行錯誤"のノート{
Note4 小山台(東京) ペンの野球でつなげる日本一心を持った日誌
Note5 筑陽学園(福岡) 野球と向き合う姿勢「粘りの野球」を記し続けたノート
Note6 大阪桐蔭(大阪) 〜春夏連覇へ向けて目標を叶えるための"心"の野球ノート〜
おわりに