佐々木か?奥川か?プロ野球・今年のドラフトで獲るべき選手は誰だ?【広島・中日・ヤクルト編】
即戦力か将来性か…佐々木、奥川、森下はどこへ行く?今年の“勝ち組”ドラフトは、いったいどのチームか?
▼広島東洋カープ
◎河野竜生(JFE西日本)
〇柳町達(慶大)
△紅林弘太郎(駿河総合)
セ・リーグ4連覇を逃し、4年ぶりのBクラスとなった広島。70勝70敗3分けの五分と数字自体はそれほど悪くはないが、チーム打率・防御率とも昨季より悪化してしまった。
投手陣では大瀬良大地を筆頭に、ジョンソン、床田寛樹、九里亜蓮が100イニング以上を投げ、野村祐輔、アドゥワ誠も90イニングを越えており、先発陣は強力だ。ただリリーフ陣は守護神・中崎翔太や今村猛が本調子からは遠く、登板数を落とした。野手は菊池涼介、鈴木誠也、西川龍馬ら主力が奮闘を見せたが、全体的に年齢が高くなってきている。會澤翼、田中広輔、安部友裕、松山竜平らも30代だ。小園海斗や坂倉将吾など期待の若手もいるが、主力が元気なうちに次世代の野手を育成したい。
そこで1位に推したいのは社会人No.1左腕のJFE西日本・河野だ。上背こそないものの、速球の最速は151キロを誇り、床田に続く左腕として期待できる。次いで候補に挙げた慶大の柳町は東京六大学野球で今春までに通算100安打を達成している好打者。左右に打ち分け、パンチ力も併せ持つ打撃で激戦の外野争いに割って入りたい。駿河総合の紅林は186cm81kgの体格を誇る大型遊撃手だ。甲子園出場はないが、高校通算40発の打撃に、強肩を活かした守備は、プロの世界で磨けば大輪の花を咲かせる期待が持てる。
次回のパリーグ(ロッテ・日ハム・オリックス)編も乞うご期待!
KEYWORDS:
『野球ノートに書いた甲子園6』
高校野球ドットコム編集部
2013年にスタートした「野球ノートに書いた甲子園」。
今回は、その第6弾。
シリーズごとに反響を呼ぶ、高校球児たちに
秘められた感動のドラマを収録した一冊です。
甲子園を目指す高校球児。
彼らの努力は、グラウンドだけではない。
ノートに綴った言葉の数だけ
球児は強くなり、チームも強くなる
そこには仲間たちと甲子園を目指した汗と涙が存在しています。
野球に賭けた3年間の努力、チームメイトとの間に芽生えた友情、
指導者が感じた選手の成長、下級生たちへと引き継がれた思い・・・…。
「背中で見せろ! 誰よりも己がやってなんぼ!」
現役球児やOB、指導者など、ひとつひとつの言葉に
込められた球児たちの物語を紹介します。
【目次】
はじめに
Note1 龍谷大平安(京都) 目的意識、声出し…。個々の"考える力"を高めるノート
Note2 山梨学院(山梨) 親子で目指す日本一その夢を叶えるべくノートを描き続ける
Note3 盛岡大附属(岩手) 強打者と強豪の道は一日して成らず"試行錯誤"のノート{
Note4 小山台(東京) ペンの野球でつなげる日本一心を持った日誌
Note5 筑陽学園(福岡) 野球と向き合う姿勢「粘りの野球」を記し続けたノート
Note6 大阪桐蔭(大阪) 〜春夏連覇へ向けて目標を叶えるための"心"の野球ノート〜
おわりに