弱った男性の精力は“スルメ”のコレステロールに頼れ
男を強くする食事革命②
■弱った精力はスルメのコレステロールに頼れ
意外に思われる人が多いかもしれませんが、色々な食品の中で最もコレステロールの含有量が高いのは、実はスルメなのです。スルメ50gには、なんと490㎎のコレステロールが含まれています。その量の多さは、鶏卵と比べてみても、いかに多いかがわかるはずです。
また、乾物になる前のイカそのものにも、コレステロールが多量に含まれています。生イカ80gに約216㎎含まれています。これを乾物にしたスルメには当然のことながら、よりたくさんのコレステロールが含まれているわけです。
よく日本男子のペニスは、欧米の男子に比べて非常に硬度が強いと言われます。サイズに関しては体格が違いますから、欧米人には敵わないのですが、その硬さという点では、日本男子はひょっとしたら世界一かもしれません。
ペニスそのものは、3つの海綿体でできています。その海綿体に血液が流れ込んで勃起現象が起きるのですが、その勃起力に関して言えば、日本男子の食生活が大きくものを言っていそうなのです。
とくに、イカを始めとする魚介類を食することは、男性性器や精液の製造に関して、非常に理想的な栄養成分の摂取を、無意識の内に行っているような気がしてならないのです。
歌に、酒の肴は炙ったイカでいいとある通り、今後も酒の肴はコレステロールのたっぷりと含まれた、炙ったスルメイカやイカの刺身を食べると良いかもしれません。
酒の肴と言えば、和食の場合は実にその種類が豊富です。季節に応じて色々な食材が酒飲みを楽しませてくれます。そうした食材の中にも、コレステロールが非常に多く含まれたものがあるのです。
食通の酒飲みが、舌鼓を打たずにはいられないアンコウの肝20gには112㎎、北陸の珍味であるホタルイカ30gには114㎎、ししゃも60gに138㎎、わかさぎ80gに168㎎、含まれています。
このように海に囲まれた我が国では本当に食材が豊富で、我々の舌を楽しませてくれます。そうした食材を、あまり好き嫌いせずに季節ごとに楽しんで食べているうちに、いつのまにかペニスの硬度が世界一になるのですから、こんな幸せなことはありません。
それともう一つ、日本人の食生活で忘れてはならないのは、うなぎです。一串100g対して230㎎のコレステロールが含まれています。これは、鶏卵に次いで多く含まれていると言えます。そのため、うなぎもコレステロールの有力な供給源になります。
ただ、昨今の漁獲高の影響が非常に心配になります。何とかして、この貴重な資源を日本男子の精力を維持するためにも、潤沢に供給されるよう、しっかりと資源確保をしたいものです。
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