いよいよ運命のドラフト会議!! 西武は?ソフトバンクは?即戦力?スター候補?各球団におすすめな選手はだれ?【西武・ソフトバンク・楽天編】
人気球団が狙うべき選手は佐々木か?奥川か?森下か?石川か?今年の“勝ち組”ドラフトは、いったいどのチームだ?
10月17日に行われる2019年プロ野球ドラフト会議。今年は佐々木朗希(大船渡)、奥川恭伸(星稜)、森下暢仁(明大)らを筆頭に、好選手が揃う。このコラムでは、12球団の今季の成績や、選手層を分析し、各球団が獲得すべき選手を考えてみた。最終回はパ・リーグAクラスの西武、ソフトバンク、楽天の3チームを見ていきたい。
▼東北楽天ゴールデンイーグルス
◎佐々木朗希(大船渡)
〇村西良太(近大)
△郡司裕也(慶大)
71勝68敗、パ・リーグ2位の614得点、チーム防御率3.74とディフェンス面で好成績を残し、3位に食い込んだ楽天。614得点も同3位と、全体的にバランスが取れていた。
投手陣では美馬学が規定投球回に到達、石橋良太や辛島航らも奮闘を見せた。守護神・松井祐樹、森原康平、青山浩二らリリーフ陣も揃って60試合以上に登板し、好成績を残したが、則本昂大、岸孝之のダブルエースはシーズンを通して活躍はできなかった。野手陣では新加入の浅村栄斗、茂木栄五郎、銀次、島内宏明ら二十代後半の選手たちが活躍。しかし、捕手が固定できなかった上に、長くチームの要を務めた嶋基宏の退団など、不安点要素もある。
チーム名にも「東北」が入れられている楽天だけに、今年1番獲得したいのは、令和の怪物・佐々木だろう。これまでのドラフトでも次々とその年の高校No.1投手を獲得してきた実績もあり、地元・東北出身の163キロ右腕は、競合必至も、ぜひとも名乗りを挙げたいところ。次いで、即戦力候補の投手としておすすめしたいのが村西。右サイドから繰り出す直球の最速は152キロで、高い奪三振率を誇る投手だ。さらに、嶋の抜けた穴を担う存在として、地元・仙台育英出身の捕手・郡司を獲得も推したい。東京六大学で成長した姿を地元ファンの前で披露してくれるだろう。
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『野球ノートに書いた甲子園6』
高校野球ドットコム編集部
2013年にスタートした「野球ノートに書いた甲子園」。
今回は、その第6弾。
シリーズごとに反響を呼ぶ、高校球児たちに
秘められた感動のドラマを収録した一冊です。
甲子園を目指す高校球児。
彼らの努力は、グラウンドだけではない。
ノートに綴った言葉の数だけ
球児は強くなり、チームも強くなる
そこには仲間たちと甲子園を目指した汗と涙が存在しています。
野球に賭けた3年間の努力、チームメイトとの間に芽生えた友情、
指導者が感じた選手の成長、下級生たちへと引き継がれた思い・・・…。
「背中で見せろ! 誰よりも己がやってなんぼ!」
現役球児やOB、指導者など、ひとつひとつの言葉に
込められた球児たちの物語を紹介します。
【目次】
はじめに
Note1 龍谷大平安(京都) 目的意識、声出し…。個々の"考える力"を高めるノート
Note2 山梨学院(山梨) 親子で目指す日本一その夢を叶えるべくノートを描き続ける
Note3 盛岡大附属(岩手) 強打者と強豪の道は一日して成らず"試行錯誤"のノート{
Note4 小山台(東京) ペンの野球でつなげる日本一心を持った日誌
Note5 筑陽学園(福岡) 野球と向き合う姿勢「粘りの野球」を記し続けたノート
Note6 大阪桐蔭(大阪) 〜春夏連覇へ向けて目標を叶えるための"心"の野球ノート〜
おわりに