ケイリン界の“アイドル的存在”に注目!
夢は年末のガールズグランプリ出場
「去年は3月の広島の初日に、デビュー後初の落車で鎖骨骨折。骨折は生まれて初めてで、まる1カ月まったく練習できなくて、 3カ月も出走できなかったんですよ」
キュートな笑顔でそう話す小川選手。ジャージの襟首を引き下ろす際、露わになった肌の下の鎖骨はポッコリ変形していた。
「手術しないで、培養した自分の白血球を注入する方法で治療したのですが、変なふうにくっ付いちゃって。休んでいる間に、他の選手のレースをじっくり見ることができたので、そこでまた走りたい、勝ちたいという、やる気が出てきました。6月の前橋で復帰したのですが、初日はデビュー戦と同じくらい緊張しました」
同期の高木真備選手とともにガールズケイリン普及のポスターにも登場(※)。可愛さだけでなく、着実に実力も付けている。
「今年の目標は年末に行なわれるガールズグランプリの7人枠に入ること!…と言いたいですが、決勝には残れるようになったので、まずは初優勝です。地元の伊東で勝つのが理想ですが、どのレースでもいいですね。負けたくない!っていう気持ちを精一杯出して勝負したいと思います。ガールズのレースは、国際競技のKEIRINと同じルールで行なわれるので、初めての人でも分かりやすいと思います。ぜひ、競輪場で私たちの気迫が込もった走りを見てください!」
彼女たちがバンクで繰り広げる熱い戦いに注目しよう!