この季節に多くの女性を悩ませる「冷え性」
~専門家が教えてくれた対策法~
女性の3人に1人を悩ます冷え性、あなたは大丈夫?
女性の3人に1人を悩ます冷え性
専門家が教える手足の冷え性対策法
今年も寒い季節を迎えました。冬になり気温が下がると、血流が悪くなり多くの人が冷え性に悩まされます。冷えは万病のもとと言われるように、免疫力を低下させる原因の一つと考えられています。特にこの季節は風邪やインフルエンザの流行シーズンで特に注意が必要です。そこで「今や女性の3人に1人が冷え性」と言うサーモセルクリニックの奴久妻智代子先生に正しい冷え性対策のポイントを伺いました。
医療法人社団タイオン サーモセルクリニック医学博士
奴久妻智代子(ぬくづま ちよこ)先生
北海道大学大学院獣医学研究科修了後、同大学大学院医学研究科にて博士号取得。全身温熱療法に特化した、医療法人社団タイオン サーモセルクリニックの研究担当で医学博士。2000年よりウイルス研究の一環で温熱療法の世界に足を踏み入れ、研究に取り組む。
■そもそも冷えの原因は”血行不良”にあった
奴久妻先生は「冬になり気温が下がると、血流が悪くなり体が冷えてきます。気温の低下以外に血流を悪くする原因として、自律神経の乱れや筋肉量の低下が挙げられます。自律神経は血管を広げたり縮めたりするなどして、血流コントロールをして体温を調節する機能を持っていますが、自律神経のバランスが崩れると血流が悪くなります。この時期、暖房機器を使用することで室内外の気温差も大きくなるため、体が寒暖差のある環境におかれると、自律神経の乱れを引き起こします。また、運動不足などで筋肉量が少ない人は、熱を作る力が弱いため、体を冷やしてしまう原因に。冬は外に出るのが寒くてついつい家の中にこもりがちになって、運動不足に陥りやすいので注意が必要です」と語ります。
■若い女性は末端の冷え性が多い
【冷え性チェックリスト】
□ 食が細い(またはダイエットをしている)
□ 痩せ形である
□ 貧血がある
□ 筋肉がない
□ あまり汗をかかない
□ あまり運動をしない
□ 肩こりや頭痛がある
□ 寝つきが悪い
「冷え性の中でも、特に20~30代の若い女性は手足(末梢)が冷える人が多いです。上のチェックリストに当てはまる人は手足(末梢)の冷え性の可能性があります。若い女性に多い理由は、食が細かったり、月経があることから貧血気味になりがちだからです。貧血になると赤血球の数が少なくなり、十分な熱エネルギーを作ることが難しくなります。体温が下がると深部体温だけは、適温である37度前後に維持しようと、末端の血管が熱を逃がさないように収縮するため、手足の血流が滞り手足に冷えを感じます」
■体の冷えは免疫力や集中力の低下につながる
「体の冷えは免疫力や集中力の低下にもつながります。特に冬場はインフルエンザなどの感染症が流行するので注意が必要です。インフルエンザのワクチンも効果がない人は体温が低いことも考えられます。ワクチンは体温が高くないと体がそのワクチンを認識できず、抗体を作るときの化学反応も起きません。また、体が冷えると血流が悪くなるため、脳への血流が悪くなり、集中力の低下にもつながります」
■良かれと思って飲んでた温かい飲み物が実は冷えの原因になることも
「冷え性の対策として、温かい飲みものを飲んでいる人がいますが、実体を温めようとして温かい飲み物を飲むだけでは一過性で体は温まりません。さらに、お茶やコーヒーに含まれるカフェインは血管を収縮させる作用があるため、カフェインの摂りすぎは交感神経を刺激しすぎてしまうので、冷えの原因になります」
■専門家が教える冷え性の改善法
冷え性の改善には、血行改善が必要です。奴久妻先生に自宅と職場でできる冷え対策のポイントを伺いました。
① 自宅編
「冷え性の改善に効率的なのは全身浴です。今の季節なら40度、冬なら41度がベスト。10分以上入っていると深部と末端の体温が同じくらいになります。手足も肩もしっかり浸からないと熱が逃げてしまいます。熱すぎるお湯に入ると逆に血管が収縮して、かえって深部体温が下がってしまいます。一度深部の体温が下がってから体温を再び上げるには余計に時間がかかるため、湯温はむしろぬるめで10分程度がおすすめです。シャワーは一時的に体表面は温かくなりますが、深部体温は上がりません。全身浴だと熱の伝導率が高く、汗をかいても蒸散しないため、深部を効率よく温めてくれます。他にも、全身浴は水の圧力によって足の方に溜まった静脈血が心臓に戻りやすくなる特徴があるので、全身の血流を改善するという作用もあります」
② 職場編
「オフィスでは、デスクに向かっている時間が長いと血流が悪くなります。手足を握って開くを繰り返したり股関節を広げるストレッチや大きな足踏みを1時間に1回などスキマ時間を見つけてやると良いです。オフィスビルにいる人なら、トイレに行く時は1つ上の階に行くこともおすすめです。また、外出時は、手首や足首、首を外気にさらさず温める意識が大切です。特に首は太い血管が皮膚に近いところにあり冷えやすいのでマフラーなどをつけて熱を逃がさないようにしましょう」
KEYWORDS:
『モノグルコシルヘスぺリジン配合 機能性表示食品「めぐる温活十六茶」!』
【商品概要】
商品名 めぐる温活十六茶(PET500ml)
希望小売価格(税別) 138円
発売日 2019年11月12日(火)
発売地域 全国
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、「めぐる温活十六茶」500mlを11月12日(火)より全国のセブンイレブンで発売します。「めぐる温活十六茶」は、柑橘由来のモノグルコシルヘスぺリジンの働きにより、末梢(手指)血流改善をし、手指の体温を温かく保つ働きがある機能性表示食品の十六茶です。香ばしく、ほんのりしょうがの味わいで、すっきりと飲み飽きない、カフェインゼロのお茶です。モノグルコシルヘスぺリジンは、ヘスペリジンの水溶性と吸収性を高めたもので、気温や室内温度が低いときなどの末梢(手指)血流を改善し、手先の体温を温かく維持する機能があることが報告されています。冷えに対する悩みは年々増加傾向にあります※。寒さによる手先の冷えに困っている方に「めぐる温活十六茶」はあたたまり続けるという新しい価値を提供します。
※ウェルネス1万人WEB調査より
※本品にはモノグルコシルヘスぺリジンが含まれます。モノグルコシルヘスぺリジンには、気温や室内温度が低いときなどの末梢(手指)血流を改善し、手先の体温を温かく維持する機能があることが報告されています。
※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。