占い師ラヴィー・ヒトミの“心を調律する”アドバイス
【第3回】「出世するにはどうしたらいいか?」
【連載】心を調律して“キレイ”になる~あなたが輝くために~
〜事例〜
実際にお越し頂いたのは24歳男性(外資系会社勤務)の方。
新卒で入社し、2年目ということでした。
「この会社で仕事を学んで、偉くなって、いずれは自分の会社を作りたい」
とても素直でストレートな願望をお持ちの方でしたが、何をどう頑張れば良いか分からないとおっしゃっていました。
今回のお客さまのお誕生日から運気を調べてみると2020年は“大凶”でした。あと2年続きます。
大抵のお客様が大凶と聞くとがっかりされますが、こういう時は“学びのとき”時だとお伝えしています。四苦八苦しながらも、前へ進んでいけば、今ここで貯めこんだ学びや努力が実るという大切な準備期間でもあるのです。
気質としては
●年齢を重ねても若々しくエネルギッシュでいられる
●学ぶ能力があり、頭の回転が良い
●人や食べ物などの好き嫌いが激しく、こだわりが強い
●単独行動が好き
●天真爛漫
●自分でやった方が効率が良い、早いと感じるため、他人にお願いが出来ない
分からないことは素直に上司に聞いたり、仲間に助けてもらうこと、そして協調性をもう少し大切にするといいかもしれないというと「確かにそうですね」と苦笑いしていらっしゃいました。
そして今度は5枚のカードを引いてもらいました。
■過去を意味するのは『冒険』のカード。
虹色の光に包まれた子供が無邪気に前へ進もうとしてる絵柄ですね。これまで、心配や恐怖心を持つことよりも、自分が興味を持ったことに一生懸命頑張ってきた、楽しんできたんですね。
だんだん大人になってくると挑戦することよりも楽なことを選びがちですが、このお客さまは自分がこれだ、と思ってきたことにはトライしてきたんだというカードです。
■現在を意味するのは『トラベリング』のカード。
動いて変化する時期です。カードの道は険しく見えますが、持ち前の好奇心の強さで“たくさんの場所に出向き、多くの人に会い、視野を広げていきなさい、旅の途中を楽しみなさい、人生そのものが旅なのだから”そういうメッセージです。
■これからの自分に必要なメッセージは『引き延ばすこと』のカード。
“まず心を決めなさい”でした。「明日でいいや、今度でいいや」と先送りしても良いことはありません。むしろ何故今日ではないのか?そう考えてください。変わらない状況に不満を持っているのは、変われない自分に飽き飽きしているのはあなたがどこかで自分の人生に責任を持っていないから。自分の人生、自分が決めるのです。
■更なるステップに必要なことは『アウトサイダー』のカード。
子供が門の前で立ち止まっていますね。鍵がかかっていると思い込んでいますが、本当はかかっていないんです。開けてみればいいのに、開けないでいる。思い込みが邪魔しています。
行動的だった子供でも、もしかしたら勝手に”これは出来る、これは出来ない”と判断している癖がつているかもしれません。やるか、やらないか、全て自分次第です。
■未来はどうなっていくかは『変容』のカード。
幻想を断ち切る剣、脱皮して若返る蛇、壊れた鎖、陰陽のシンボル、ハスの花、変容のシンボルが集められています。
このカードを引いた時は今までとは違う自分になれそうです。古い価値観、ずっと続いていた習慣、過去の自分を断ち切るには、痛みや苦痛を伴うかもしれませんが、それを乗り越えてこそ新しい何かを学び、変化が訪れます。
現在、これからのこと、更なるステップにつながるメッセージを大切にすれば未来は変わりますとお伝えさせて頂きました。
まだお若いのに、背筋を伸ばしてまっすぐ私の目を見ながら頷き、時折メモを取って聞く姿は他の方とは少し違うものを感じました。将来、大物になる何かキラッとしたものを見れたと思います。
これからが楽しみですね。
では、また次回。