職場が変わってもいつも「仕事が遅い」と言われるのが悩み。どうすれば早く仕事をすることができるの?【角田陽一郎×加藤昌治】
「お悩み"あんちょこ"相談会 」第2回
皆さまこんにちは。「あんちょこ通信」編集長のカイノショウです。
9月7日に代官山蔦屋書店で開催された『仕事人生あんちょこ辞典』発売記念トークイベント「お悩み“あんちょこ“相談会」。
1時間半にわたるイベントの間ずっと、視聴者の方から頂いたお悩みにポンポン答え、次々と新たな「仕事のあんちょこ」が生み出されました。
第2回にご紹介するのは、ストレートに「仕事のやり方」に関するお悩みです。
■お悩みと質問
ペンネーム「ハンナとアーレント」さん(30代後半、公務員、埼玉県)のお悩み
「仕事においてどの職場や係に異動しても仕事が遅いと言われます。1年半くらい経てば仕事の流れや力の入れ具合の軽重も含めて慣れて怒られなくなるのですが、異動する度に、「ああまた慣れるまで1年間辛いのか」とうんざりします。自身の一つひとつしっかり確認してからでないとミスが多かったり、気持ちが悪いことはなかなか変えられません。コツなどありますか?」
角田さんと加藤さん、お二人とも「仕事の速い、デキる仕事人」のイメージがありますが、どんな工夫をしているのでしょうか?
■仕事が遅いって素晴らしい!
加藤:公務員の方はご異動が多いですからね。よくわかります。
角田:結構切実ですよね。
加藤:やっぱりサラリーマンに異動はつきもので、特に公務員の方は、下手したら2年とかで異動でしょう? それにいい意味で「何でも屋さん」だから、全然やったことのない部署にもいきなり行かされる。大変だと思います。で、どうする?
角田:これね、質問者の方は公務員ということで、この方が仕事が遅いことってダメなんだっけな、と最初に思っちゃいました。
加藤:と云いますのは?
角田:いや、この世界、仕事が速いことを求められすぎじゃないですか。「『仕事が遅い』でもいい」っていう世界を、どっかに作った方がいいんじゃないかなと思って。
加藤:なるほどね。
角田:遅い上でちゃんと確認してる仕事があるからこの社会は成立しているんじゃないかなとも思ったりするわけ。
もしそれがなかったら、事故が起こったり、安全面で崩壊しちゃったものとかがあるんじゃないかな。だから、公務員でない僕は、この質問者のような方が公務員でいることでむしろ安心するんです。
加藤:でもご質問からすると、自分自身に対する葛藤・苛立ちみたいなことを感じられてるわけですよね。
角田:それはありますよね。でも僕は、この方の肩を押すようなアドバイスを言うと、「そのまま行け」みたいなことだな。
「君は間違っちゃいない」とか「お前のその丁寧さこそが、この役所での一番の価値なんだ」とか、そういうことを言ってあげる上司の立場の方がむしろ必要なんじゃないかなと思うんです。
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角田陽一郎×加藤昌治の「お悩み“あんちょこ”ライブ相談会』
10月13日(水)20時〜 YouTube無料ライブ配信!!
『仕事人生あんちょこ辞典』の著者、バラエティプロデューサー角田陽一郎とベストセラー『考具』の加藤昌治がYouTubeで生配信!
■「あんちょこ相談会」無料ライブ配信視聴のURL
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