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「コロナ飲み薬認可の動き」コロナワクチン接種後死亡者1233人の死はどうなる?【松野大介】

■飲み薬が認可されてもブースター接種するのか?

 

 冒頭でリンクを貼った日本での飲み薬認可のニュースに「ワクチン接種とともに感染対策の切り札となる。」との文言がある。つまり今後はコロナワクチンプラス飲み薬にしたいようだ。

 だが今、多くの国民はコロナワクチンに対し、以下の不安(または疑問)を持っている。

 

① コロナワクチンはもともと感染拡大を抑制できるものではないから、他人に移さない効果はないのでは?

② 重症化を防ぐ効果に関して、接種先進国や日本でも2度接種した人が死亡、重症化しているので、正確な効果は未知数では?

③ 時期が経つと抗体が減少するのでは?(これもどのくらいの期間でどの程度減少か、また減少すると効果があるか、ないかなど未知数)

④ 死亡や副反応のリスクが不安

 

 私はコロナワクチンに反対ではない。ある程度の効果も認識している。

 だが飲み薬が年内に認可されるなら、まだ治験中である人類初のDNAワクチンを、リスクを負って3度4度と接種する必要があるだろうか。まして、国内では1人の感染死亡者が出ていない子供にまで接種させる必要があるのか。米国のみならず国内の製薬も飲み薬認可に動きがある今こそ、考えるべきではないか。

 

■最後に私見~接種して死んだ人の死をどう考えるのか?

 

 今冬のコロナワクチンについて、私見で予測します。

 

A)飲み薬が認可され(理想的には軽症の感染患者を診る病院も増えて)、コロナワクチンの接種は必要性がなくなるケース。

 この場合、接種して亡くなった千人以上の方たちの命に、政府や厚労省はどう向き合うのか。今春~夏は長い緊急事態宣言の最中だったから、ほぼ外出せずに暮らした方は感染リスクがそもそも少なかった。だから接種しなければ今もごく普通に生きていたかもしれない。

 

B)飲み薬が認可されても3~4度目のワクチン接種を進めるケース(飲み薬はあくまで症状が出た人のみとか)。この場合、接種におけるリスクとベネフィットを国や専門家が科学的に説明し、マスコミは接種死亡者の公表を報じるべきだと思う。

 利権を兼ねたコロナワクチン接種はないとは思いますが、タレント時代からメディアを知る私としては、メディア、政治、医療界を背景にしたコロナビジネスを甘く見ないようにしています。

 

文:松野大介

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松野 大介

まつの だいすけ

1964年神奈川県出身。85年に『ライオンのいただきます』でタレントデビュー。その後『夕やけニャンニャン』『ABブラザーズのオールナイトニッポン』等出演多数。95年に文學界新人賞候補になり、同年小説デビュー。著書に『芸人失格』(幻冬舎)『バスルーム』(KKベストセラーズ)『三谷幸喜 創作を語る』(共著/講談社)等多数。沖縄在住。作家、ラジオパーソナリティー、文章講座講師を務める。

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