「就活中ですが、自分がやりたいことが分からなくなってしまって…」そんな悩みに答えよう【角田陽一郎×加藤昌治】
「お悩み"あんちょこ"相談会 」第3回
皆さまこんにちは。「あんちょこ通信」編集長のカイノショウです。
9月7日に代官山蔦屋書店で開催された『仕事人生あんちょこ辞典』発売記念トークイベント「お悩み“あんちょこ“相談会」。
1時間半にわたるイベントの間ずっと、視聴者の方から頂いたお悩みにポンポン答え、次々と新たな「仕事のあんちょこ」が生み出されました。
今回取り上げたのは、仕事人なら誰もが経験した「就活」のお悩みです。
■ペンネーム「桃栗三年」さん(20代、学生、埼玉県)のお悩み
「就活中なのですが、進めていく上で、やりたいことが分からなくなってしまいました。どうスタートし直したらいいでしょうか?」
自分にぴったりの仕事に巡り逢えるか、就活の時期は誰しも不安ですよね。角田さん・加藤さんはどんな経験をしてきたんでしょうか……。
■就活には3種類ある
角田:僕は今社会人入学で東大の博士課程に所属してるので、若い人との交流は比較的多いんですけれど、同じような悩みを抱えてる人は結構いますね。
加藤:俺たちが若い頃も、「やりたいこと」なんてそんなに無かったよね。
そこで、このお悩みを持っている人に云いたいことが2つあります。
まずはじめに、おそらく今就職活動されてる方って、最初に入った会社に定年までいる確率は昔ほど高くないですよね。ってことは、どこかで会社を変える可能性も充分あるわけだから、長いスパンで見てみてもいいんじゃないですか? という提案。
もう1つの云いたいことは、いわゆる「就活」って3種類あると思うんです。
1つ目は「就社」、つまり「その会社に入ること」。
面接でよくあるいじわるな質問に、「営業をやりたいんです」って人に対して「経理に配属されたらどうする?」みたいに訊くのがあるじゃないですか。
角田:ああ、質問されますね。
加藤:そういう時に「いや御社に入りたいんです」って答えるのがよくある解答なわけですが、それが「就社」。
2つ目は「就職」。この人は、今の質問に対しては「営業という職業に就きたい」と答えることになるよね。
角田:つまり、営業ならどのジャンルでもいいんだね。
加藤:だから「経理に行くことになったらどうする?」と訊かれたら、「いや、行きません」みたいに答える。「営業という職業に就く」=「就・職業」という考え方だね。
そして3つ目は、かとうは「就業」と云ってるんですけど、「その業界になんとなくいたい」というもの。
角田:あー、なるほど。テレビはそれが多いかもしれない。
加藤:ということで、就活・就職と云った時には3種類あると思うんですよ。(以上は『仕事人生あんちょこ辞典』「キャリアデザイン」の項目も参照)
質問者の方への回答として、「自分がやりたいと思っていることは、この3つのうちのどれなのか」を一度振り返ってみるだけで、結構変わるような気がするな。
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角田陽一郎×加藤昌治の「お悩み“あんちょこ”ライブ相談会』
10月13日(水)20時〜 YouTube無料ライブ配信!!
『仕事人生あんちょこ辞典』の著者、バラエティプロデューサー角田陽一郎とベストセラー『考具』の加藤昌治がYouTubeで生配信!
■「あんちょこ相談会」無料ライブ配信視聴のURL
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