冬は「走るこたつ」でほっこり
東北を走る観光列車2
乗ること自体が旅行の目的になる観光列車。その魅力は、絶景を望む車窓から、贅を尽くした食事、快適さを追求した車内空間、古き良きレトロ列車など、各路線でさまざまだ。全国の観光列車をエリア別でご紹介する。
お座敷列車北三陸号・こたつ列車
三陸鉄道・北リアス線(久慈~宮古)
リアス式海岸の変化に富んだ景観を車窓から満喫できる。冬期はお座敷にコタツを設置。
由利高原鉄道
(羽後本荘~矢島)
1日1往復のみ、秋田おばこ姿のアテンダントが乗務。季節ごとのイベント列車も人気。
SL銀河
釜石線(花巻~釜石)
宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』の世界観をテーマに運行。客車はレトロで贅沢な雰囲気。
ジパング平泉号
東北本線など(盛岡~一ノ関)
仙台・平泉世界遺産号は(仙台~平泉)
世界文化遺産「平泉」を結ぶ。窓向きペアシートのほか、デッキ部分では映像と光の演出も。
仙石線マンガッタンライナーII
仙石線(あおば通~石巻)
石ノ森章太郎氏の所縁の地・石巻と仙台を結ぶ。「仮面ライダー」などの人気キャラが車体一面に。