噓八百の「小池」、目糞鼻糞の「橋下vs百田」、犯罪のデパート「維新」の懲りない面々【適菜収】
【隔週連載】だから何度も言ったのに 第7回
■「白塗り」は顔だけにしてほしい
昨年、IR（統合型リゾート）関連文書などがほぼ「黒塗り」状態で情報開示されたとして批判を浴びた東京都。しかし、その「黒塗り」がいつの間にか「白塗り」に変更されていたことが判明。これは江東市民連合の事務局長が開示請求し、都とカジノ業者の面談記録が白塗りにされていたことで判明したらしい。非開示部分を黒塗りにしないかわりに「白塗り」にするって一休さんかよ。
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「情報公開は東京大改革の一丁目一番地」と繰り返す小池百合子が創設した「都民ファーストの会」の公式サイトでは、「公約の進捗」の「『のり弁』をやめます」の項目はすでに「実現」とされているとのこと。アホすぎ。「白塗り」は顔だけにしろ。
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現実がフィクションを追い越すようになってからかなり経つ。デジタル庁が重要なメールアドレスの情報を他の受信者にも見えるCC欄に記載して送信した結果、少なくとも400件ほどのアドレスが外部に流出したとのこと。これ、パソコンを初めて触ったお年寄りが「eメールの使い方」で最初に教わるような話でしょう。「アドレスは他の受信者から見えないようにするBCC欄に入力しましょう」と。
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私はサイバーセキュリティ担当大臣だった桜田義孝を思い出した。サイバー攻撃の拡大が世界的な問題になる中、桜田はパソコンを使ったことがないことが判明。英紙ガーディアンは、桜田が「原子力発電所内でUSBメモリの使用は許可されているのか」と問われた際、質問の意味が理解できない様子だったと報道。
面白かったのは、桜田の「触ったことはある」という発言。本当にパソコンを触っただけだったらしい。一休さんかよ。
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橋下徹とラノベ作家の百田尚樹が、ツイッター上でガキのケンカ。橋下がジャーナリストの伊藤詩織の名誉毀損勝訴に関する報道で《「リツイートでも本人の表現として責任を負う」という判例を作ったことが役に立ったのなら弁護士として嬉しい》《日本一気持ち悪い男百田尚樹のように自分自慢をしてしまった。あー気持ち悪！百田はこんな気持ち悪いことを平気でやっているのか。気持ち悪！》などとツイート。
これに対し百田が《誰がどう見ても、気持ち悪いのは君だよ。判定として、リツイートの数で決めるのはどう？ なお、ひとつ教えとくけど、「自慢」という言葉に「自分」を付ける必要はない》とツイート。
目糞鼻糞。レベル低すぎ。ちなみに、百田は以前《私は異常に沸点が高くて…ホント、子供の頃から、このせいですぐにケンカになります》とツイートしていた。それを言うなら、「沸点が低くて」だろ。日本語能力なら、百田と橋下は五十歩百歩である。
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11月27日、自民党幹事長の茂木敏充は、日本維新の会の松井一郎代表の再任と馬場伸幸幹事長の共同代表就任が決まったことについて「心からお祝いしたい。これから国会が始まるが、国会の中で前向きな議論を展開できればと思う」と発言。茂木は11月半ばに馬場と会談し、来年の通常国会で衆参両院の憲法審査会での議論を活発化させることで一致したという。いろいろ終わっていますね。
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