青森県八戸市「八戸えんぶり」
凍てつく大地を摺り、春を目覚めさせる
烏帽子をかぶった踊り手が、勇壮に舞う! 八戸の冬のまつり。
夕方から始まる「お庭えんぶり」かつて「だんな様」と呼ばれた有力商家の土間や座敷に呼ばれたものを更上閣で再現。こちらは雪が敷き詰められていた。
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翌日に陸奥湊の朝市に行くと、えんぶりの組が門付けをしていた。暮らしの中に祭りが生きている。
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Photo-12/市場で、大漁を願っての「えびす舞」。おばちゃんたちが魚を包んで渡した。
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Photo-13/夜の飲み屋街「みろく横町」での門付け。ご祝儀はお箸に挟んで渡していた。
撮り方ワンポイント
「小さな表情が臨場感を呼ぶ」
写真を見比べて欲しい。右の写真は女将さんの表情が小さく写っている。
舞い手と受け手とのつながりができ、臨場感が生まれた。
「小さな表情が臨場感を呼ぶ」
写真を見比べて欲しい。右の写真は女将さんの表情が小さく写っている。
舞い手と受け手とのつながりができ、臨場感が生まれた。
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※「寿庵」の女将さんには翌晩に掲載許可をいただきました。
青森県八戸市
八戸えんぶり
2月17日-20日 撮影 / 芳賀日向