「もっと変化球を覚えたほうがいいんじゃない?」<br />お笑い芸人・杉浦双亮の挑戦記<6> |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「もっと変化球を覚えたほうがいいんじゃない?」
お笑い芸人・杉浦双亮の挑戦記<6>

共有する思い。それがあるから楽しかったんだ。<全4ページ>

シャンプーは悪意、あるよ(笑)!

スライダーは投げられなくはなかったけれど、試合で通用するレベルではないと思っていた。カットボールはスライダーより曲がりが小さいけれど、スピードがあり、小さな変化でバットの芯を外すことができる。
僕はそこで初めてカットボールの握りと投げ方を教えてもらい、ブルペンで投げ込んだ。これが当たりだったのだ。先発をしたこの日の登板を含め、以降僕の「主役」となるボールとなった。

選手と夢を共有し、レベルの高さに驚かされ、そして武器を手に入れ……密度の濃い日々が続いていた。
ただ、体は疲労困憊だった。キャッチボールもしんどくてどうしようかと思うくらい張っていた。
余談だけど、後日とある取材でそのときのことを聞かれ、

「あ、よく筋肉痛になるとシャンプーをするのもつらいって言いますけど、あんな感じですか?」

と質問されたけれど、これは悪意がある質問だ。
ともかくあと3日。対戦相手だけじゃなく、体とも勝負だな、そう思っていた。

うん、トライアウトの話、終わりそうです(笑)!
僕のほうは、松山の暮らしにも慣れてきて、なんとかブルペン入りも果たし、日々奮闘しています。今週は今治で合宿、頑張ります。
では、また来週!

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杉浦 双亮

すぎうら そうすけ

1976年2月8日東京都八丈島出身。趣味はスポーツで体を動かす、地図を見る、天気を見る。特技は、球技全般(特に野球のピッチングは芸能界1の自信)、モノマネ。



オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/360monkeys/ ツイッター:@sugiurasousuke


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