世界征服をするために!バイデン、プーチンを裏から操る方法【世界征服ラジオ#1】中田考×えらいてんちょう
ハサン中田考×えらいてんちょうの【世界征服ラジオ】#1
世界征服博士のハサン中田考と、革命家のえらいてんちょうがお届けする「世界征服ラジオ」#1。「世界征服ラジオ」はYoutube、web記事配信、リアルイベント、書籍出版、電子書籍出版、オーディオ出版、note (これから!)、絵本、グッズ販売などなど・・・世界征服のために超メディアミックスで展開してまいります。世界征服をするために知りたいことなど読者からの質問も随時募集。世界征服の無限の旅へ、さあ行くぞ!
■世界征服って何なんですか?
「えらてん」こと、えらいてんちょう(以下E):始まりました「世界征服ラジオ」。このラジオは、本気で世界征服を目指そうという本気なのかないのかわからないプロジェクトになっています。司会を務めますえらいてんちょうです。
ハサン中田考(以下H):こんにちは。世界征服博士のハサン中田です。よろしくお願いします。
E:お願いします。中田先生は『13歳からの世界征服』(百万年書房)という名著を書かれていますが、それをこの番組で掘り下げていきたいな、と思っています。そもそも世界征服って何なんですか? どういう状態が世界征服と言えるんですか? 例えば今のアメリカは世界征服してるんでしょうか?
H:どうも最近の若い皆さん、平成の若者、令和の若者は、あんまり普段から世界征服を目指してないみたいですね。
E:うーん、確かにあんまりそういうこと考えてないかもしれません。
H:どうもそうみたいなんですよね。でも我々世代はですね、みんな世界征服しようとしてたんですよ。
E:えっ?! 初めて聞きました。昭和の若者はみんな世界征服を目指してたんですか?
H:そうです。当時、世界はアメリカと今は亡きソ連、その継承国がロシアですね、の二つの陣営に分かれて、みんなで世界征服を競い合っていたんですよ。
E:「東西冷戦」ってやつですね。なるほどねー。みんな自分こそが世界のいろいろな問題を解決してやるんだって、そんな時代だったんですね。
H:どうも今の若い人はあまり世界征服とか考えてないみたいですね。
E:うーん。やっぱりちょっと時代が違う気がしますね。
H:私が研究したところによると、今の若者は「世界征服」じゃなくて、「天下を取る」とか言うらしいですね。
E:確かに、「天下を取る」とはわりと言う気がしますね。
H:だからとりあえず「天下を取る」って何かを考えていくといいんじゃないかと思います。
E:なるほどね。「世界征服」で「天下取り」なのか。
H:「天下を取る」というのはもともとは中国の考え方なんです。『大学』(12世紀に朱子が編集)という儒教の古典に出て来る言葉です。「修身斉家治国平天下」といって、まずは自分の行動を正しくし、それから良い家庭を築き、次は国家を治め、最後に天下を平定する。それが男子一生の仕事だというわけです。
E:天下、って国より上の概念だったんですね。それにしても昭和って、古代だったんですね。
H:それで逆にこちらから質問なんだけど、「天下を取る」って、どういう時に使います?
E:例えば商売なら、自分の商品がある程度売れてきた時とか、スポーツ選手がその世界のトップに立った時なんかに言うんじゃないですかね。今の言葉だと、自分がトップに立った時に、「やったー!」て思える。「天下」ってそういうものじゃないかな。
H:なるほど。自分がやりたいと思ったことで満足がいく結果が出た時に「天下を取った」って言うのか。なるほどね。確かに、私にとってサッカーとかテニスとか1ミリも興味がないので、こんなどうでもいいことで、なんでこいつらこんなことで騒いでるんだ、といつも思ってました。でも本人が「天下を取った」と思えば、それでいいんですね。
E:なるほど、自分が好きなことがうまくいけば他のことは全部どうでもよくなるんですよね。
H:そう、他者の目も価値観もどうでもよくなる。親も上司も世間も、世の中のエライ人も、みんな有象無象でしかなくなる。それが「天下を取る」っていうこと、世界征服なんです。
E:すごく深い気がしてきました。