ビールを豪快に飲む姿が大人気「トラックめいめい」さんの意外な素顔 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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ビールを豪快に飲む姿が大人気「トラックめいめい」さんの意外な素顔

 

トラックめいめいさんのTwitterより引用

 

◾️トラックドライバーになった意外な理由

 

 高校卒業後はファッション業界へ行きたいとは思っていたんですけど、どこかで無理だろうなとは思っていたんです。だって服を作るための勉強もしていないし、実際にデザインもしてなければ服を作ったこともない。高校卒業してから始めてもできるのかどうか不安でしたね。それに給与とか調べてみると「あれ、この給料じゃ、やりたいことが全然できなくなっちゃうな」と考え直すようになったんです。

 それから他に仕事を探すようになったんですけど、今まで勉強してなかったから全然就職先がありませんでした。当時は自分でもできることを優先して探していましたね。条件は「一人で出来る仕事」です。そこで目に留まったのがトラックドライバーだったんです。

 それまで全然意識していない仕事でしたけど、無駄に力があるので向いているかなと思って、当時住んでいた札幌の運送会社の面接を受けて合格しました。でも、免許を持っていなかったので研修期間中に運転免許と準中型免許を同時に取ったんです。せっかく勉強から開放されたのにと思いましたけど、免許がないと仕事できないので必死に勉強して取りましたね。

 会社はすごく雰囲気が良くて、会社に同期の女性は3人いたのですが、営業所は別々。なので配属先では、男性が100人くらいいるなか、私1人だけ女性という環境でしたね。最初は、みんなから「どんな子なんだろう」という目を向けられている感じでしたけど、周りの人たちをガッカリさせたくないと思って、言われたことにはいつも全力で応えていました。そのおかげで男性と変わらない仕事を任されるようにはなりました。今は関東の会社に転職しましたが、職場には恵まれていると思います。

 運送業界は女性ドライバーが少ないので環境面では大変なところがあるんです。仕事中にシャワーを利用できるスポットが男性に比べ少ないですし、女性特有の体調変化も仕事に影響が出てしまいます。

 後は、やはり体力面で男性に敵わない部分があるんです。でも、私も職場を変えて初めて知ったんですけど、同じトラックドライバーでも会社によって扱う荷物も業務の範囲も全然違うんです。だから運送会社によっては女性が働きやすい環境もあるんだと思います。

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篁五郎

たかむら ごろう

1973年神奈川県出身。小売業、販売業、サービス業と非正規で仕事を転々した後、フリーライターへ転身。西部邁の表現者塾ににて保守思想を学び、個人で勉強を続けている。現在、都内の医療法人と医療サイトをメインに芸能、スポーツ、プロレス、グルメ、マーケティングと雑多なジャンルで記事を執筆しつつ、鎌倉文学館館長・富岡幸一郎氏から文学者について話を聞く連載も手がけている。

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