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蛭子能収、ギャンブルは1億円以上負けてるけど、やめない!

蛭子能収さん30日毎日連載 Q26.どんなギャンブルをしてますか?

「感情を揺さぶる30問30答。」第五回は、蛭子能収さん! 漫画家・タレント・俳優(6月には主演映画も公開)として活躍を続ける蛭子さん。自由奔放な発言に隠された、仕事や家庭に対するこだわり、哲学を聞いていきます。
Q26.どんなギャンブルをしてますか?

人間のやることだから、絶対勝てる必勝法もあるんじゃないか

 

 

「ギャンブルで蔵は建たない」と言いますけど‥‥これまでプラスかマイナスかでいえばマイナスですね。相当マイナスだと思います(苦笑)。でも勝ち方、必勝法って絶対あると思ってるんですよ。これはという、数字が4つあるんですが。これのボックスが出てないかずっと新聞を見てますね、最近。ずっと48年間そんな感じです。

 競艇中心ですけど、ギャンブルは何でもやりますよ。パチンコ・公営ギャンブル‥‥海外のカジノに行けばブラックジャックとかバカラとか。ただ競馬だけはあんまり得意じゃないんです。馬の考えることはわからないですからね。人間のやることなら何かわかるんじゃないか。だったら絶対勝てる必勝法もあるんじゃないか‥‥そう思って賭けてるんですけど、わからないですねえ。

 今はギャンブルで使う金は給料の10%って決めてますけど、昔は無茶な買い方もしてましたね。一度もう絶対に賭けたいレースがあって、サラ金に行ったことがあるんですよ。昔、青梅街道沿いにサラ金がいっぱいあって。そこに「必勝法を見つけたから10万円欲しい」と思って駆け込んで。そしたら3軒とも断られたんですよ。貸してくれなかったの。それは3軒とも同じ理由だったんですけれど、「奥さんの許可はありますか?」という。この文句ですよ。払えなかったら、奥さんを担保にとるということなんでしょうね。これ聞かれた時はちょっと借りれなかったですね。結果良かったと思いますけど。

 いままで1億円以上負けてるんじゃないかと思うんですけど、借金はないです。それでもギャンブルをやめる日は来ないでしょうね。もう死ぬまで続けると思います(笑)。

明日の第二十七回の質問は『ギャンブルを長く続ける秘訣とは?』です。

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蛭子 能収

えびす よしかず

1947年10月21日生まれ。長崎県出身。漫画家、俳優、タレント。



長崎商業高校卒業後、看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家に。



主な著作に『ひとりぼっちを笑うな』『蛭子の論語』(角川新書)『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)『ヘタウマな愛』(新潮文庫)などがある。



主演映画『任侠野郎』は2016年6月4日より全国順次公開。“4月よりニュース番『AbemaPrime』木曜レギュラーとしてスポーツコーナーを担当。


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