欅坂46・志田愛佳さん
「まわりの演技が上手いからこそ、頑張ろうって思います」
土曜ドラマ24『徳山大五郎を誰が殺したか?』にまつわる欅坂46連続21日インタビュー第14回目
――それではまず、ご自身の演じている役と、クラスの中でどんなポジションの登場人物かをご説明ください。
志田 私は、守屋茜ちゃんがリーダーのグループに所属している子の役なんです。でも、そのグループを陰で支配していたりもします。周りから見て、何を考えているのか分からない、みたいな。それで、こう…ひどい人?
――(笑)。事件に対しては、どんな姿勢を取るんですか?
志田 なんだろう…、事件に対してもそんなに真剣じゃないというか。面白がっているところもあって。遺体に対しても、バラバラに斬っちゃえば? なんてひどいことを言ったりもしてます。
――そんな役どころに対して、自分の中で共感できるな、など感じるところはありますか?
志田 私自身はそんなひどいことは言わないですけど…。何を考えているかよくわからない、っていうのはよく人に言われるので、そこは似ているのかな? って思いました。
――今回演じるにあたって、監督さんからアドバイスなどはもらいましたか?
志田 私が言われたのは、「セリフを言う時には、みんなが驚くようなセリフを!」と。私が放ったセリフで、みんなが驚いているのを楽しむぐらいの気持ちを持ってほしいと言われました。わざとセリフの後に間を設けてみたりとか…。
――やはり難しかったですか?
志田 そうですね…。どのタイミングで笑ったら、その事件現場を楽しんでいるように見えるんだろうとか。そういう(空気を読む)のは難しいな、って思いましたね。
――クランクイン後、演技で印象に残っているメンバーはいましたか?
志田 守屋ちゃんは、私たちのグループのリーダーなんですけど、いかにも“体育会系”のリーダーを上手く演じられているというか、熱がこもってて。ちょっと暑苦しいセリフを言う時にも、その暑苦しいっていう感じを出せてて、上手だなって。
――そういう上手い演技を見て、悔しいな、って思うことはありましたか?
志田 悔しいな、ってよりも頑張ろうって思えましたね。周りがすごい分、私も演技が上手くならないと、そこだけ目立って見えちゃうので。
――撮影現場のセットが教室の中も外もかなり手が込んでいると思うんですが、ちょっと冒険してみたりとかはしましたか?
志田 しました! 廊下の裏に監督さんが映像を流してみている場所があって。私もそこに行って一緒に見たりしてました(笑)。
――(笑)。欅坂に入ってからバレてしまった秘密や、今隠している秘密などはありますか?