SMAP、キンキ、嵐、キンプリ・・・ジャニー喜多川の最高傑作を決めよう(後編)【宝泉薫】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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SMAP、キンキ、嵐、キンプリ・・・ジャニー喜多川の最高傑作を決めよう(後編)【宝泉薫】

 

 そんなわけで、2回に分けて書き綴ってきたこのテーマもそろそろ最終盤。前期の光GENJIも後期のKinKi Kidsも甲乙つけがたいので、この二組をジャニーの二大最高傑作と呼ぶことにする。

 もちろん、異論もあるだろうし、そもそも、自分の推しこそが最高というのが、エンタメ鑑賞の基本精神だ。筆者もじつは、ひかる一平あたりを「影の最高傑作」として推したい気分でもある。

 それくらい、ジャニーの送り出したアイドルは質量ともに豊富で、その作り出した世界は独特な魅力に満ちあふれている。彼が去り、社名が消えた今も、その魅力はさまざまなかたちで受け継がれており、ファンが離れることはないだろう。

 最後は感謝とエールをこめて、この言葉で締めくくりたい。

Show must go on(ショーは何があろうと続けなければならない)」

 昨年、騒動の渦中に木村拓哉がSNSで紹介したことでも話題になった、ジャニー喜多川の座右の銘だ。ジャニーズアイドルのショーはこれからも続いていく。

 

文:宝泉薫(作家、芸能評論家)

 

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宝泉 薫

ほうせん かおる

1964年生まれ。主にテレビ・音楽、ダイエット・メンタルヘルスについて執筆。1995年に『ドキュメント摂食障害―明日の私を見つめて』(時事通信社・加藤秀樹名義)を出版する。2016年には『痩せ姫 生きづらさの果てに』(KKベストセラーズ)が話題に。近刊に『あのアイドルがなぜヌードに』(文春ムック)『平成「一発屋」見聞録』(言視舎)、最新刊に『平成の死 追悼は生きる糧』(KKベストセラーズ)がある。ツイッターは、@fuji507で更新中。 


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