「もっと乗っていたい」魅惑の観光列車4選 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「もっと乗っていたい」魅惑の観光列車4選

 観光列車は乗車した瞬間から旅気分を盛り上げてくれる。 旅の思い出づくりに花を添えるアテンダント、郷土の名産や沿線の見所解説、ミニミュージアムなど、趣向を凝らした車内サービスの数々をご覧あれ。

 

鉄道ホビートレイン

 

新幹線を模した外観、内部は“ミニ博物館”
「鉄道ホビートレイン」(運行会社:JR四国)

2008年に引退した0系新幹線を模した外観がなんともユニーク。車両先端には、昔懐かしい初代新幹線のシンボル“だんご鼻”がデザインされている。この部分はメッシュ構造で、運転士が下向きの視界を確保することができる。車内には鉄道模型のショーケースがあり、さながら動く鉄道ミュージアム。0系で使用されたものと同じ座席に腰かけられたり、0系と同じ警笛を聴くことができるのも鉄道ファンには堪らない。 

 

客車内のダルマストーブを囲み乗客同士が語らう
「ストーブ列車」(運行会社:津軽鉄道)

津軽鉄道は、津軽半島中部からJR五能線へと接続する全長20.7kmのローカル線。氷点下まで凍てつく冬場、この路線に登場するストーブ列車は、二つの車両に各2台のダルマストーブが置かれる。津軽弁で親しみやすいアテンダントが名物で、全国から鉄道好き、旅好きを集める。車内販売で買った地元産のスルメをストーブであぶり、真っ白な冬景色を横目に晩酌……そんな愉しみ方をする旅行者も多い。  

180度の展望室、子どもの遊び場で人気
「SLばんえつ物語」(運行会社:JR東日本)

客車内部は往年の蒸気機関車をしのばせるレトロ調のデザイン。1号車は子どもの遊び場「オコジョ展望室」、7号車のグリーン車は180度パノラマビューが愉しめる展望室(右写真)で人気が高い。自由に使える4号車展望室にはレトロな円柱形郵便ポストが置かれており、独自の消印入りの手紙を送ることができる。

おしゃれなインテリアでくつろぎの旅を愉しめる
「指宿のたまて箱」(運行会社:JR九州)

竜宮城伝説の地、薩摩半島を縦断する観光特急。内装はウッディなイメージで統一されており、ソファなどの洒落たインテリアが目にも心地よく、指宿にまつわる本が並べられた本棚もある。海側座席は窓に面したカウンター席となっており、錦江湾に浮かぶ桜島などのオーシャンビューが臨めるように配置されている。また、駅に到着するとドアの上から玉手箱に見立てたミストが噴き出す仕掛けも面白い。まさに浦島太郎気分で時間を忘れて愉しめる車内空間だ。  

 

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