地酒、郷土グルメを堪能できる最新列車
地酒王国・新潟の酒を満喫できる
「越乃Shu*Kura」(運行会社:JR東日本)
「越乃Shu*Kura」は地酒王国といわれる新潟の酒をコンセプトにした列車だ。地酒列車という変化球が受けている。越乃とは新潟県の旧国名「越後」を、Shuは酒、Kuraは蔵を意味し、*マークは米・雪・花という新潟の自然を表している。
列車の走行区間はすべて新潟県内で、上越妙高~長岡~十日町を走る「越乃Shu*Kura」の他、上越妙高~長岡~越後湯沢の「ゆざわShu*Kura」、上越妙高~長岡~新潟の「柳都Shu*Kura」があり、それぞれ1日1往復。長岡より西の区間は共通で、上越妙高行きは海辺の青梅川駅に20分近く停まり、季節によっては日本海に沈む夕日を間近に鑑賞できる。2号車イベントスペースではジャズの生演奏や蔵元のイベントも開催され、地酒を飲みほろ酔い気分で旅を続けられる。
地元の名店が和・洋料理を競う
「ろくもん」(運行会社:しなの鉄道)
しなの鉄道「ろくもん」は、軽井沢発がイタリアン中心の洋食コース、長野発が小布施の名店・鈴花による和食懐石料理のコースだ。3号車のふすま張りの個室、2号車のオープンダイニングでの食事付きコースのほか、乗車券と指定券のみで食事なしの旅を楽しむ1号車もある。車内は、水戸岡デザイン独特の個性あふれるインテリアでこれも評価されている。
軽井沢発の「ろくもん1号」では、軽井沢の森の中のレストラン「こどう」と東御市にあるチーズの名店「アトリエ・ド・フロマージュ」提供の洋食が提供される。