雲が絶対好きになる!雲の楽しみ方のススメ!【自由研究のヒント①】
【お父さんお母さん必見!夏のおすすめ自由研究のヒントシリーズ】雲の種類の基本は10種類、覚えて生活に役立てよう!雲のことわざを知るだけで、天候が占える。
それから、雲の種類や特性の概要を知っておくと、数時間先や翌日の天気をある程度予想することだってできます。いわゆる「観天望気(かんてんぼうき)」として伝えられている天気俚諺(てんきりげん)をベースにしたものです。天気に関することわざですね。適中率がそれほど高くないものもありますが、出先などですぐに天気予報をチェックできない環境にある場合、天気変化の目安として重宝します。現代技術の天気予報と、古くから伝えられる天気俚諺をうまく組み合わせると、非常に高精度で目先の天気を把握することができます。
また、雲が読めるようになると、積乱雲による落雷や竜巻など危険が差し迫っている兆候を空から判断することができるようになり、屋外活動で大いに役立ちます。観天望気を逆手にとって、天気予報をもとに狙いたい雲の目星をつける、というウラ技だってあります。
このように、雲は知れば知るほどじつに奥が深くて、雲が読めるようになると、実生活でも相当に役立ちます。雲の名前や特性を知ることで日々の暮らしにも役立ていただければ、と願っています。
<『雲の図鑑』より抜粋>