水道橋博士 10万字超えメルマガにかける熱量と博士の「AKB48」
Q5.“紙の本”の衰退をどう思いますか?
■メルマガの出口として“本”がある!
それで浅草キッドブックス(ASAKUSA KID BOOKS)=AKB48ということで48人の執筆者を揃えようって言ってたんですよ。そんなのできっこないって、みんな言ってたんだけど、現在は軽くその人数を超えちゃってますからね。
執筆者は多種多彩です。東大大学院の教授の松原隆一郎先生から、最新だと、クリープハイプのボーカル尾崎世界観さんなんかも参加してくれている。
この『メルマ旬報』では何をしようと思っているかっていうと、やっぱりその先には“本”があるんです。執筆者のみなさんには「ここは本のゲラのストックです」って言ってるんです。
オレは編集長として、このメルマガの出口っていうのは、“本”として残す事だと。だから出版社や編集者に見てもらって、書籍化したいっていう話があれば「どうぞ!」ってノータッチで中抜きなしで渡しているんです。
メルマガっていう新ジャンルを作りつつも、その一方で本を作る、“紙”に残したいっていうのは、オレの“本”に対するこだわりです。紙とか本が大好きなんですよ!!
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